カリキュラムガイド 一覧
[2] 学部のカリキュラム
三亚赌场,香港赌场情報学部 > 心理情報デザイン学科
教育目標
心理情報デザイン学科では、心理学を学ぶことを通して、人の生活を支える安全で使いやすく、魅力的なコンテンツ、製品、サービスを提案?実現するのに必要不可欠な知識を身につけることを目指す。心のはたらきや脳?神経の仕組みを理解し、データサイエンスを含む科学的な手法を通して課題解決に取り組むことができ、またそれらの知識をものづくり?ことづくり?ひとづくりに活用することや、臨床場面で実践することができる人材を育成する。
キーワード
- 心のはたらき
- 脳?神経の仕組み
- データサイエンス
- 臨床心理学
心理情報デザイン学科 科目概要
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M101 心理と情報デザイン
本学科では、大学で修得した知識?技術を社会に対する幅広い視野で活用し、人々の生活をより豊かするための情報デザインができる人材の育成を目指している。そのため、この科目では、心理学を中心とした研究領域の拡がりに加え、研究と社会との繋がりについて学ぶ。これにより、大学生活のみならず、将来にわたって自身のキャリアをどう築いていくかを考える基礎を身につける。
行動目標●学科における学びの全体像をつかみ、大学での学びの道筋をつけることができる。学科での学びと社会との関係を意識し、将来の目標のために大学で何をすべきかを考えることができる。心理学の諸研究領域と学科の各研究室の研究領域を知り、自分自身の研究について考え始めることができる。人間と情報の関係についての基礎を知り、情報をデザインすることの意味を考えることができる。 -
M102 心理学概論A
心理学の全体像を学び、人の心のはたらきを理解するための基本的な視点を身につけ、心理学を応用していく力を獲得する。 感覚?知覚?記憶?認知?学習?思考などの分野について学ぶとともに、心理学が「心」をどのようにとらえ、どのように科学的な研究を行ってきたのか、という心理学の歴史や研究手法について、それぞれの基本的な事柄を概括的に学ぶ。
行動目標●心理学で研究されているいくつかの領域を挙げることができる。
心理学の基本的なキーワードを挙げることができる。
心理学で学んだことを日常生活と照らし合わせて考えることができる。 -
M103 心理学概論B
心理学の全体像を学び、人の心のはたらきを理解するための基本的な視点を身につけ、心理学を応用していく力を獲得する。ヒトの発達、動機づけ、情動、知能、パーソナリティ、集団における心のはたらき、心の健康、といった領域について学ぶ。心理学が「心」をどのようにとらえ、この領域においてどんな科学的な研究がおこなわれてきたのか、またこの領域に関連するの基本的な事柄について概括的に学ぶ。
行動目標●心理学で研究されているいくつかの領域を挙げることができる。
心理学の基本的なキーワードを挙げることができる。
心理学で学んだことを日常生活と照らし合わせて考えることができる。 -
M104 心理学研究法
心理学は、こころという直接手に取ってみることのできない対象を科学的に探究するために、様々な研究手法を考案し発展させてきた。この授業では、代表的な心理学的研究法である実験?観察?調査?面接の4方法の基礎と研究倫理について学ぶ。
この授業は、今後順次学んでいく心理学をより深く理解するために、心理学的研究の基本的な枠組みについて、演習を交えながら学ぶ。科学的な心理学の方法論の基礎を理解し、今後の学習や、自らの活動の中で積極的に活用できるようになることが目的である。
行動目標●実験の考え方を理解し、研究内容に応じた計画を立てることができる。観察の考え方を理解し、研究内容に応じた観察項目を設定することができる。調査の考え方を理解し、研究内容に応じた調査項目を設定することができる。面接の考え方を理解し、他の3つの方法との違いを説明することができる。心理学における研究の全般的な進め方について説明し、大まかな研究研究計画を立てることができる。心理学における各研究法の特徴および倫理的配慮について説明することができる。 -
M105 認知情報データ解析基礎
表計算ソフト(Excel)を使った実習を通じて、
?データ加工、図表の作成について理解できるようになる。
?関数の使い方を理解できるようになる。
?基本統計量について理解できるようになる。
行動目標●Excelの基本操作を行うことができる。
Excelで図表を作成することができる。
Excel関数で計算を行うことができる。 -
M106 心理情報プログラミングⅠ
複雑な実験の作成や高度なデータ解析など、心理学における研究を実施する際にもプログラミング技術が必要なことが増えている。本科目はプログラミング環境を構築した上で、プログラミングの基礎を学ぶことで、より実用的な技術を学ぶ準備をすることを目的とする。
行動目標●基礎的なプログラムソースを読みとることができ、自身の目的に応じて作り変えることができる。スムーズに目的に応じたプログラミングを行うことができる。制御文を用いてある程度複雑な処理を実行することができる。ファイルを読み込んでデータ処理とグラフの描画を行うことができる。 -
M107 知覚?認知心理学A
人間のすべての行動は情報を取り込み、処理するという流れの中で生じている。この講義では情報を取り込む仕組みの前半部分である感覚?知覚?注意に焦点を当て、人間の心の働きの基礎を理解する。講義ではそれらの仕組みの神経基盤についても触れ、神経の障害によってもたらされる感覚?知覚の障害についても紹介する。さらに、感覚?知覚の知識を情報デザインにどのように応用するか、考える機会を設ける。
行動目標●人間の感覚の種類と一般的特性を理解し、説明することができる。人間の知覚の仕組みや機能について理解し、説明することができる。感覚間相互作用について理解し、説明することができる。人間の注意の機能について理解し、説明することができる。人間の視知覚の神経基盤や障害について理解し、説明することができる。感覚や知覚の知識を、情報デザインに応用することができる。 -
M108 臨床心理学概論
臨床心理学は、心理学の理論を基盤とし、精神健康上の問題への介入?予防を目的とした応用心理学の一分野である。臨床心理学には、心のメカニズムを理解するための理論が多く含まれる。本講義では、代表的な理論および臨床実践の実際について、概括的に学習する。
行動目標●臨床心理学の全体像について理解することができる。代表的な臨床アセスメント手法について概括的に説明できる。代表的な心理療法について概括的に説明できる。臨床心理学の知識をもとにストレスとのつきあい方について考えることができる。臨床心理に関わる倫理的配慮について考えることができる。