カリキュラムガイド 一覧
[2] 学部のカリキュラム
情報理三亚赌场,香港赌场 > ロボティクス学科
教育目標
情報工学、電気電子工学、機械工学とその周辺分野を含む学際的領域であるロボット工学を学び、計測?自動制御技術、知能情報化技術、機械設計技術等、情報技術からものづくり技術まで総合的に修得することで、多様な社会における課題を解決できるイノベーション力を備え、分野横断的に活躍できるロボティクス技術者の育成を目的とする。
キーワード
- AIロボット
- XR(クロスリアリティ)技術
- ドローン?ビークル
- ヘルスケアシステム
- 機械学習
- 生活支援
- AIプログラミング
- 農業支援
ロボティクス学科 科目概要
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C201 ロボティクスキャリアデザイン
本科目では、社会における多様な課題に対して分野横断的に様々な技術を活用してその解決に取り組むロボティクス分野の理解を深め、ロボティクス学科における学びの領域や自分自身の将来のあるべき姿を考える。ロボットシステムを構築する要素技術や、幅広い領域で課題解決に取り組む具体的な研究内容にふれ、学科における学びに対する理解を深めるとともに、今後の学習や自身のキャリアデザインを明確にする。関連して、技術情報の収集や技術報告における文章作成能力の向上にも取り組む。
行動目標●ロボティクス学科の「学ぶ領域」、研究分野を理解し、自身の修学計画を立案することができる。将来のキャリア形成プロセスを自身の言葉で述べ、それを第三者に伝える事ができる。 -
C202 ロボティクス入門
社会を支える「ものづくり」の基礎技術について学ぶと共に、工学と社会さらには地域とのつながり、歴史および現在、未来の技術について考える。また、ロボティクスの分野で学ぶべき領域や展開される領域を理解し、各自の将来の目標や夢を実現するためのキャリア形成を意識して今後の学習姿勢を確立をしていく。更に、ロボット制作を通して、現象や物事の本質を論理的に考える力(科学力)、デザイン力の醸成を目標とする。
行動目標●現代社会におけるロボティクスの役割を理解し、今後の勉学の方法、履修計画について主体的に考えることができる。ロボット要素技術について概略を説明できる。計測?制御及び知能情報化技術について概略を説明できる。システム統合化技術について概略を説明できる。 -
C203 機械系製図Ⅰ
機械製図の基礎となる正投影の原理を学び、部品の立体形状を第三角法の2次元図面および3次元図面へ正確に作成する能力を修得する。これらは、機械技術者が図面を用いながら様々な情報を交換するために不可欠な基礎能力である。演習では手描き製図とともに、図面を効率的に作製?編集するためCAD製図を修得する。
行動目標●正投影の原理を理解し、第三角法で機械部品の形状を表現できる。機械図面の基礎的な製図規則を理解し、機械製図として実践できる。さまざまな形状の機械部品を三角法による2次元図面と3次元図面によって正確に作製することができる。機械部品を正確にスケッチでき、それに基づいて手描きによる機械製図を作製することができる。2D-CADおよび3D-CADの基本的な図形生成機能と図形編集機能を駆使し、機械製図を作ることができる。 -
C204 ロボット基礎力学Ⅰ
本科目では、力学の基本的な概念(力、力のモーメント、重心、慣性力等)を理解し、剛体に作用する力や力のモーメントの釣り合いなどの静力学及び重力下における質点の放物運動等動力学初歩の問題に対する基礎的解析手法の習得を目指す。
行動目標●物体に作用する力を適切に表示し、その大きさをSI単位系で表わすことができる。力の概念を理解し、複数の力を合成したり、力の任意の方向成分を求めることができる。力のモーメントの概念を理解し、力のモーメントを計算することができる。力のつりあいについての式を立て、計算ができる。重心(あるいは図心)の概念を理解し、重心を求めることができる。運動と力の関係を理解し、慣性力の計算ができる。 -
C205 プログラミング基礎Ⅰ
知能ロボットにおいては、運動制御のみならず環境情報取得のためにプログラムが必要不可欠である。本科目では、C言語の初歩を学ぶ。
行動目標●入出力を含むC言語の基本的なプログラムの動作を理解し、そのようなプログラムを作成することができる。変数を含むC言語の基本的なプログラムの動作を理解し、そのようなプログラムを作成することができる。条件分岐を含むC言語の基本的なプログラムの動作を理解し、そのようなプログラムを作成することができる。反復を含むC言語の基本的なプログラムの動作を理解し、そのようなプログラムを作成することができる。配列を含むC言語の基本的なプログラムの動作を理解し、そのようなプログラムを作成することができる。ユーザ定義関数を含むC言語の基本的なプログラムの動作を理解し、そのようなプログラムを作成することができる。 -
C206 機械系製図Ⅱ
機械製図は、設計者がイメージした形体や特徴を有する機械を規格に沿った図面で表すものであると同時に、図面に基づいて第三者に設計の意志を伝達する役割を有する。本講義では機械製図の基礎となる規格や製造方法に基づく部品設計や精度、公差の指示方法を学ぶとともに、部品を三次元形状から二次元の図面へ展開でき、第三者へ形状を伝達できる能力及びコンピュータを援用した設計基礎能力を修得する。
行動目標●CADソフトの使用によるコンピュータを援用した機械製図を行いその内容を伝達できる。機械部品の鳥瞰図あるいは写真から二次元の機械図面を機械製図規則に則って描くことができる。第三者が作成した二次元の機械製図から、そこに描かれている部品の形状をイメージすることができる。機械部品の製造方法を考慮した機械設計や公差?精度の指示を行うことができる。 -
C207 ロボット基礎力学Ⅱ
「ロボット基礎力学Ⅰ」では質点や剛体に作用する力の釣り合いなどの静力学を主として学習したが、「ロボット基礎力学Ⅱ」では質点系に作用する外力と運動量との関係及び力のモーメント(トルク)と角運動量の関係を理解し、衝突問題と力積、慣性モーメントと剛体の回転運動等の動力学に関する基礎的解析手法の習得を目指す。
行動目標●質点系の重心まわりの運動が説明できる。運動量保存則を利用して衝突現象を説明できる。角運動量と力のモーメントの関係が理解できる。角運動量保存則を利用して質点系及び剛体の運動が説明できる。簡単な形状の物体について重心及び慣性モーメントが導出できる。剛体の運動方程式を用いて動的挙動が説明できる。 -
C208 電気回路Ⅰ
ロボティクスは情報工学、電気電子工学、機械工学の複合領域であり、この分野の技術者には電気電子工学に関する知識が不可欠である。本科目では、電気電子工学の基礎として、電気回路上の種々の現象を数式によって表現し、分析する能力を修得する。
行動目標●抵抗の電圧、電流、電力の間の関係を理解し、説明することができる。直流電源と抵抗から構成される回路に対して、電圧と電流間で成り立つ方程式を立て、電圧や電流などを計算できる。直流電源、抵抗、キャパシタ、インダクタから構成される回路の過渡現象を、微分方程式で表現することができる。 -
C209 プログラミング基礎Ⅱ
知能ロボットにおいては、運動制御のみならず環境情報取得のためにプログラムが必要不可欠である。本科目では、C言語の基礎を学ぶ。
行動目標●C言語の基本的なプログラムの動作を理解することができる。C言語の基本的なプログラムを作成することができる。