カリキュラムガイド 一覧
[3] 大学院のカリキュラム
工学研究科 > システム設計工学専攻
教育目標
デザイン工学の視点から人を中心としたシステムテクノロジーを学ぶことができる。人とものとの親和的関係を構築するための基礎的?応用的研究を通して、情報コンテンツを含む新たな商品を創造するためのテクノロジーを修得し、もの?人?環境の相互関係をシステム的に捉えて、人と社会に役立つ商品を創造することのできる高度専門技術者?研究者を養成する。情報科学?心理学という異分野の融合の下で、複合的視点を持って問題解決のできる能力を養成する。実験?実習を通して先進的なテクノロジーを修得して、実際のものづくりに直接関わる活動ができる。企業などとの連携を通してプロジェクトを構成し、実社会との関係を持ちながら幅広く学び、人を中心においたものづくりのシステムを修得して、新たなテクノロジーを開発する研究開発能力を養成する。
カリキュラムフロー
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博士前期課程(修士課程)
専修科目 科目概要
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三亚赌场,香港赌场情報学研究
インターネット時代を反映したユビキタス社会における情報配信システム、情報表現方法について考え、受講者のアイディアを具現化する。ユーザーのニーズに合わせ、環境?医療などさまざまなデータを含むデータベースから取り出した情報を解析し、効果的な表現方法を用いて、配信できるシステムについて開発?研究を行う。同時に、その情報をネットワーク内に安全かつ効率的に蓄積?共有するためのシステムについて研究?開発を行う。
目標●多種多様の情報がユーザーのニーズに合わせて動的に生成される環境下での情報配信システムの設計?構築?運営?管理ができる。情報伝達効率の高い3DCGを使ったヒューマン?インタフェースの設計?開発ができる。情報の効果的な表現、三亚赌场,香港赌场の選択、情報の配置、配色を工夫し、使いやすさ、誰にでも使えることに配慮して、コンテンツ開発ができる。情報の量と質が動的に変化する条件下で情報を効率的に蓄積?共有できるシステムを設計できる。 -
情報デザイン研究
視?聴?触?味?嗅の五感の脳内での情報処理メカニズムとこれらの五感のモダリティー特性を学び、これらに対応した効果的で快適な情報コンテンツの提示方法およびそのための新しい処理システムとこれらを組み合わせたコンテンツの作成に必要な加工技術や生成技術の開発手法を学ぶ。またこの主旨に即したJavaによるCGプログラミング手法についても学習する。学習した内容を実際の訓練や支援システムを用いた実験を通じてさらに深く学習する。
目標●コミュニケーションの受け手としての人間の特性を理解して、最適な三亚赌场,香港赌场デザインができるためのテクノロジーを修得することができる。人間の視?聴?触?味?嗅の五感に関する実験を通じて最適な情報コンテンツを作成できる。 -
エンジニアリング心理学研究
コミュニケーションの受け手としての人間の特性を理解して、最適な三亚赌场,香港赌场デザインができるためのテクノロジーを修得することができる。人間の視?聴?触?味?嗅の五感に関する実験を通じて最適な情報コンテンツを作成できる。
目標●心の働きを活かしたものづくりに必要な心理学的?人間工学的?認知科学的知識を理解することができる。実際に親和型商品開発ができるための知識と技術を修得することができる。商品開発にとって心の働きを織り込むことの重要さを説明し実践することができる。 -
応用三亚赌场,香港赌场情報学研究
空間情報学の実践的な応用技術とデザイン手法を身につける。主に、外界の画像解析?認識技術、インターネット上における環境情報の統合化技術(ネットワーク+データベースの技術)、およびシミュレーションと可視化技術を利用して我々をとりまく自然?人工環境、さらに人々の活動?振る舞いに対して意味のある情報を抽出し、人々の生活や社会で役立つ新たな価値を創出できる技術?デザイン手法を学ぶ。また、それらの技術を活用し、現実の各種課題に対応する応用能力や新たな課題に対応する応用能力や新たな課題に対する研究能力を修得する。
目標●最先端ITテクノロジーを使い、空間情報学の実践的な応用技術、実践的なデザインを提案できる。提案した技術に対応してから、外界の画像解析?認識技術、環境情報の統合化技術、シミュレーションと可視化技術の構築?開発ができる。
関係科目 科目概要
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CG特論
コンピュータグラフィックスの分野において、自然界の形や動きなどの模倣など、アルゴリズムとプログラミングが日々進化している。魅力のあるデジタルアートやコンテンツを作成するために、プログラミングが必要不可欠となっている。そこで、本講義においては、デザイン?アートのためのプログラミングを中心に学習する。プログラミングによってビジュアルやインタラクションを実現する方法を学ぶ。演習と作品制作を通じて作成のための応用技術を確かなものにする。
目標●ビジュアル表現言語によるプログラミングの基礎と表現技術を学習し、オリジナルの発想を付け加えることによって、個性のある作品を設計?制作できるようになる。 -
心理測定?評価法
人がモノやコトと接したときにさまざまな心理的変化を意識する。肌触りのよさなどの感覚?知覚?認知の側面から、心地よい?買いたいなどの感情?意欲まで、多様な心の働きが関与している。このような人の心の働きを測定するための手法を修得する。心理物理学的測定法と尺度構成の主な手法を学ぶとともに、これらの基礎となっている心理学的な考え方についても学ぶ。単に各手法の理解だけではなく、実際にそれぞれを使いこなせるようになることを目指す。
目標●心理測定法の考え方を正しく説明することができる。モノやコトに対して抱く心の問題を心理指標として測定することができる。心理測定?評価手法の概要を理解し正しく実施することができる。
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ネットワークセキュリティー
Webデータベースアプリケーションシステムを念頭に、ホスト計算機とネットワークのセキュリティを学ぶ。ホスト計算機については、Windows OSを例にアクセス権の設定方法やTPMの利用方法などを学ぶ。ネットワークについては、一般的なパケットフィルタやファイアウォールなどの技術を学び、Webデータベースアプリケーショ ンシステムによくある脆弱性とその対策を学ぶ。最後に、学習した技術を活用したセキュリティシステムの提案を行い、その特徴を発表、 ディスカッションする。
目標●Windows OSのアクセス権の種類とその定義を説明できる。 小規模システムでの情報漏えいやデータ不正書き換えを防ぐアクセス権の設定ができる。パケットフィルタの機能を説明でき、ファイアウォールなどのセキュリティ製品の機能と設定法を説明できる。Web データベースアプリケーションシステムのセキュリティ対策を説明できる。 -
三亚赌场,香港赌场デザイン特論
三亚赌场,香港赌场技術の特性を理解し、社会に役立てる付加価値を創るのがデザインの役割である。昨今、デジタル三亚赌场,香港赌场技術は様々な目的?場面で活用され、空間演出やディスプレイデザイン、プロモーションイベントなど活用の幅が広がっている。本科目では、三亚赌场,香港赌场デザイン?アートに関する国内外の優れた事例を、過去から最近のものまで紹介し、技術応用の考え方やデザインによる意味付けについて考察する。また、具体的な演習として、インタラクティヴ三亚赌场,香港赌场を活用し、実空間とデジタルイメージを融合させた空間三亚赌场,香港赌场の制作を試みる。
目標●三亚赌场,香港赌场技術を活かしたデザイン?アートの事例について調査し、技術応用の考え方やデザインによる意味付けについて理解することができる。また、具体的なテーマについて、三亚赌场,香港赌场技術を活かしたデザインを実践することができる。 -
認知科学
認知科学を構成する心理学、神経科学、情報科学といった諸学問の最新の研究例を学ぶことによって、人間の知的システムを理解するための科学の最先端を理解することを目指す。また、実験やフィールドワーク、シミュレーションなど各分野で用いられている研究手法を学び、それぞれの長所、短所を知ることで自身の研究への適用可能性を考える。
目標●人間を対象とした研究で用いられる代表的な認知科学的研究法である心理測定、脳機能計測、フィールドワークなどの特徴を理解できる。最新の研究論文を読んで理解することができる。認知科学の知識を、新たな問題の解決に生かすことができる。 -
三亚赌场,香港赌场情報応用
さまざまな形式の情報三亚赌场,香港赌场を効率よく配信するシステムをデザインするためのIT知識?技法を修得する。Web の主要プロトコルである HTTP の基礎を学び、Javascript、HTML5、LAMP 環境、Python, Ruby on Rails、Java サーブレット、node.js など、クライアント/サーバ両面において現在主流として用いられている Web 技術の基本について理解を深める。本講義では、新しい知識を学ぶだけでなく演習による実浅を通じて、知識の定着と応用力を目指す。
目標●オープンソース?ソフトウェアを適切に用いて主要な Web システムの実行環境を用意できる。非同期型の地域情報Web配信システムを構築することができる。 -
エンハンスト?ヒューマンインタフェース特論
ひとともの、ひととこと、それぞれの関わりについての接点が、インタフェースである。よりひとにとって優しい、そして身近に感じる接点のデザインが、重要になってくる。現状を超えたインターフェースデザインが、エンハンストの意味である。このことを実現するためには、新たな視点からの活動が必要である。本授業では、現状を打破するための手掛かりを得る手法を学び、エンハンスト?ヒューマンインタフェースを目指した技術の開発を、認知科学,人間工学,心理学の側面から総合的に提案できるようになることを目指す。
目標●エンハンスト?ヒューマンインターフェイスの設計につながるデザイン思考ができる。社会実装につながるインターフェイスの設計に必要な内容を理解できる。エンハンスト?ヒューマンインタフェースの応用可能性について提案できる。
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データ解析法
人間感覚や社会現象の特徴を把握するとき、多種類のデータを同時かつ総合的に取り扱う必要があり、多変量解析が用いられることが多い。本講義では、線型予測モデルに焦点を当て、説明変数が量的、質的な場合に対処できる解析手法の概要と使用方法を修得することを目的とする。特に、これらのモデルのパラメータ推定で中心的役割をなす最小2乗法の意味を把握し、線型予測モデルの特性を的確に理解することに努める。さらに、不確実な状況下で確率に基づく推論を行うことを念頭に置きベイジアンネットワークの基本概念を学習する。
目標●重回帰分析や数量化理論第I類などの多変量解析手法による予測ができる。最小2乗法の意味を知ることができる。ベイジアンネットワークの基本概念を把握できる。 -
三亚赌场,香港赌场情報学特論
インターネット三亚赌场,香港赌场による情報通信サービスのコモディティ化やデジタル化による従来型ビジネスの変革が急激に進んでいる。本授業では、インターネットでのコミュニケーションサービスを対象として、それを支える画像三亚赌场,香港赌场技術について造詣を深め、将来の環境において有用となる新たなソリューションを議論する。それをもとにシステムを設計し構築する。ソリューションの発掘、画像三亚赌场,香港赌场技術、さらに、汎用の技術やアプリを活用したシステム設計と構築方法について学ぶ。インターネットによるコミュニケーションにおける現状の課題や今後の在り方を考察し、そこから新たなサービスを考案し、実装、評価により有効性を議論する。
目標●コミュニケ―ションにおいて利用される画像三亚赌场,香港赌场技術について説明できる。身近なコミュニケーションサービスを提案できる。そのサービスを実現するための技術を説明でき、基本的なアプリケーションを実装できる。
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心理情報統合特論
安全で、心地よく、楽しく使うことができる製品やシステムの開発に必要な知識を、心理学、認知科学、脳科学の視点から学び、関連する技術を修得する。そのため、連携企業2社の協力を得て、既存商品の改善というプロジェクトテーマに対して、主に心理評価に関する実験と脳機能測定を行い、リニューアルポイントを明らかにして、企業の担当者に対して発表するとともに、報告書をチームで作成し企業への提案を行う。
目標●商品開発の実際に触れて実践力を養うことができる。商品開発の流れを理解することができる。商品開発にとって心の働きを織り込むことの重要さを説明することができる。実践に基づいた心理評価と脳機能測定のデータ解析をおこなって、分析を正しく実施することができる。 -
モダリティーデザイン統合特論
視聴触味嗅の五感のモダリティー特性を学び、これらに対応した情報コンテンツの提示方法とこれらを組み合わせたコンテンツの作成に必要な技術を、訓練?支援システムを通じて修得する。そして、連携企業の協力を得たプロジェクトテーマに基づいて、五感の統合による情報コンテンツを作成し、評価、改善を繰り返すことで、より洗練したコンテンツの完成を目指し、作成したコンテンツを発表する。
目標●視聴触味嗅の五感それぞれのモダリティー特性が理解できる。複数のモダリティーに情報が提示される際のモダリティー間での交互効果を分析できる。五感およびそれらを組み合わせたモダリティー特性に対応した情報コンテンツ提示が適切にできる。連携企業の協力を得たプロジェクトテーマに基づいたコンテンツ制作ができる。
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インターンシップ A
産業界における企業のさまざまな活動について理解し、自らが専攻する専門の領域に加え、幅広い専門知識の必要性を学ぶ。具体的には、経営品質の観点から「顧客本位に基づく卓越した業績を残す企業」のあり方、ならびにその企業の活動に対するエンジニアの関わり方について理解を深め、実社会の中で複雑に絡み合う専門領域の実情を学習する。これにより、自らが思い描く現時点のキャリア像を、社会から必要とされる技術者像へと近づけていくことが可能となる。また、社会から必要とされる社会人基礎力について学び、そこに示される指標に基づいた自己分析を行う。
目標●顧客本位に基づく卓越した業績を残す企業の特徴について説明する事ができる。企業の発展に寄与するエンジニアの役割について理解できる。社会人基礎力に基づいた自己分析を行うことができる。 -
インターンシップ B
実際の企業の業務体験や、企業が提供する課題の解決案の提案などの業務を行うことにより、仕事の進め方や企業の技術者として要求される知識?技術や人間力(社会人基礎力)などについての理解を深める。そして、自分が修得している知識、技術および人間力と企業の業務遂行上必要な知識、技術の深さと広がり、および人間力の内容とレベルの相違を認識し、今後自分が修得もしくは磨くべき項目を深く理解する。また、企業の社員との交流などから、業務の遂行に必要な人間関係の重要性を理解する。就業体験を参考に大学院の修学計画を立案し、自分のキャリアデザインを再検討する。
目標●インターンシップ先の企業概要が理解できる。的確な就業体験計画が立案できる。体験に必要な予備知識を調査し、事前学習を行うことができる。業務体験や提供された課題の解決案を作成できる。作業実施記録や実施報告書を作成し、発表または報告ができる。就業体験を基に大学院の修学計画を立案できる。 -
システム設計工学専攻特別講義Ⅰ
本専攻は、情報科学、心理学、システム工学と、さまざまな工学分野とその隣接領域に広がる総合工学領域的側面を持ち、今後の新たな進展が期待される分野である。本講義では、心理学および、脳科学に関する新しい分野やトピックス、あるいは用意された専攻教育課程の中では教え切れない諸領域について教授する。
目標●工学分野の隣接領域としての心理学および脳科学を理解することができる。総合工学領域分野についての知識を自らの分野に活用することができる。 -
システム設計工学専攻特別講義Ⅱ
本専攻は、情報科学、心理学、システム工学と、さまざまな工学分野とその隣接領域に広がる総合工学領域的側面を持ち、今後の新たな進展が期待される分野である。本講義では、心理学に関する新しい分野やトピックス、あるいは用意された専攻教育課程の中では教え切れない諸領域について教授する。
目標●工学分野の隣接領域としての心理学を理解することができる。総合工学領域分野についての知識を自らの分野に活用することができる。 -
システム設計工学専攻特別講義Ⅲ
本専攻は、情報科学、心理学、システム工学と、さまざまな工学分野とその隣接領域に広がる総合工学領域的側面を持ち、今後の新たな進展が期待される分野である。本講義では、システム工学に関する新しい分野やトピックス、あるいは用意された専攻教育課程の中では教え切れない諸領域について教授する。
目標●工学分野の隣接領域としてのシステム工学を理解することができる。総合工学領域分野についての知識を自らの分野に活用することができる。 -
副専修セミナー
この科目においては、受講学生の所属する専修科目担当教員以外の大学院担当教員の下で、一定期間(2単位相当分)研究活動を行う。その内容は、それぞれの担当教員の専門領域であり、それぞれ定める。この研究活動を通して、狭い研究領域にとどまらず広い視野の下に既存の科学技術あるいは研究領域の融合、新しい領域の開拓に対処できる能力の獲得を目指す。特に、実際の産業において活用できるような総合的な知識と応用力を身につける。
博士後期課程
特殊研究 科目概要
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三亚赌场,香港赌场情報学特殊研究
最先端ITテクノロジーと3Dによる伝達効率の高いヒューマン?インタフェイスを駆使したマルチ三亚赌场,香港赌场?コミュニケーションシステムの研究?開発を行う。環境?医療などさまざまなデータを含むデータベースから取り出した情報を解析し、効果的な表現方法を用いて、安全に共有?配信できるシステムについて開発?研究を行う。国際的にも通用する高い問題解決能力を身につけ、専門分野において自立して研究活動ができる卓越した能力を養う。
目標●ある特定の領域のWebサービスにおいて、問題発見ができる。最先端ITテクノロジーを使い、上記の問題解決案を提案できる。提案した解決案から最適なものを判断し、マルチ三亚赌场,香港赌场?コミュニケーションシステムの開発環境の構築、研究?開発ができる。伝達効率の高い3Dヒューマン?インタフェイスについて理解し、開発ができる。 -
情報デザイン特殊研究
視?聴?触?味?嗅の各感覚の情報処理メカニズムを明らかにする手法および五感のモダリティー特性をさらに詳細に分析する手法に関して研究を進める。また効果的で快適な情報コンテンツの提示方法およびそのための新しい処理システムの開発とその評価方法に関する研究を行う。さらに新しい情報コンテンツの加工技術や生成技術、実際の訓練方法や詳細な統合システムの開発を行う。
目標●新しい観点からの人間の感覚情報処理特性を解析するための研究法を確立できる。人間にとって最適な三亚赌场,香港赌场デザインができるための新たなテクノロジーを研究?開発することができる。国際的にも通用する高い問題解決能力を身につけ、専門分野において自立して研究活動ができる。 -
エンジニアリング心理学特殊研究
もっと使っていたいと感じるような、人がものとの距離を感じない、情報コンテンツをはじめとした親和型商品の開発に必要な事柄を、人間工学、生理学、認知科学、心理学の視点から研究し、高品位な商品を開発するために、人の特性を活かした、人ともの、人と機器のインターフェイスを具現化するための新たなテクノロジーを研究?開発するとともに、国際的にも通用する高い問題解決能力を身につけ、専門分野において自立して研究活動ができる卓越した能力を養う。連携企業との共同研究を通して心の働きを活かしたものづくりを実践し、開発した商品を連携企業の下で発売し、市場の評価を得る。
目標●心の働きを活かしたものづくりを具現化するための新たなテクノロジーを研究?開発できる。専門分野において自立して研究活動ができる。企業の中で自らの能力を発揮できる実践力を身につけることができる。 -
応用三亚赌场,香港赌场情報学特殊研究
空間情報学の実践的な応用技術とデザイン手法を身につける。主に、外界の画像解析?認識技術インターネット上における環境情報の統合化技術(ネットワーク+データベースの技術)、およびシミュレーションと可視化技術を利用して我々をとりまく自然?人工環境、さらに人々の活動?振る舞いに対して意味のある情報を抽出し、人々の生活や社会で役立つ新たな価値を創出できる技術?デザイン手法を学ぶ。また、国際的にも通用する高い問題解決能力を身につけ、専門分野において自立して研究活動ができる卓越した能力を養う。他の科学技術領域にも通用する専門知識と応用能力を修得する。
目標●空間情報学の実践的な応用技術において、問題発見ができる。最先端ITテクノロジーを使い、問題の解決案を提案できる。提案した解決案に対応して外界の画像解析?認識技術、環境情報の統合化技術、シミュレーションと可視化技術の構築、研究?開発ができる。 -
知的創造システム特殊研究
情報技術の著しい発展に伴って進展する、発明、ソフトウェア、コンテンツなどといった付加価値の高い知的創造物(知的財産)が社会資本となる知的創造社会において、その知的創造物の創造?保護?活用という「知的創造サイクル」を社会的なシステムとして捉え、その実現のために必要な研究を行う。国際的にも通用する高い問題解決能力を身につけ、専門分野において自立して研究活動ができる卓越した能力を養う。工学と社会システムの融合領域を核として、問題を系統立てて分析し、その解決策を総合的な視点から生み出す。
目標●知的創造社会における知的創造サイクル実現のための問題発見ができる。国際的にも通用する高い問題解決能力を身につけ、専門分野において自立して研究活動ができる。
主要科目 科目概要
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企業価値とイノベーション
高度専門技術者や研究者にとって、自らが取り組んでいる研究の置かれている状況を客観的に分析すること、さらなる研究価値を向上させることは重要である。このとき、社会的要請、社会が受ける研究成果によって得られる価値、競合する研究との差別化などを合理的に理解?整理すること、あるいはそれらが考慮された研究を行うことが必要である。さらに企業にあっては国際的な標準化を視野に入れた開発や知財による研究開発の保護などを十分考慮して企業価値を高めることが必須である。本科目は、これらのことを具体的な事例を交えて、企業価値の創造やイノベーションの創出を考え、研究活動に結びつける手法について学ぶ。
目標●社会要請、社会が受ける研究成果によって得られる価値、他の研究との差別化、または国際的な標準化に対する位置付け、知財による研究開発の保護などの企業価値と直結する内容について学び、研究活動に活かすことを目的とする。 -
三亚赌场,香港赌场情報学
多彩なデバイス?OS?サービス形態が混在する三亚赌场,香港赌场複合社会にあって、情報の表現?利用?運用方法は高度化と多様化が進み、同時にユーザの価値観も時代と共に変容を遂げている。このような情勢の中で、ユーザの欲する情報を的確、タイムリーにかつ効率的に生成?発信し続けるために、情報の生成?伝達?保管の原点に立ち返り、現行システム分析から改善案の提示までのプロセスを事例検討して、提案?発表を行う。
目標●演習に先立ち、マルチプラットフォーム開発など複数の先行事例を紹介する。引き続き、既存の情報システムについて文献調査を行い、ユーザの利便性や開発者の工数に関する問題の所在を分析する。その上でいかなる技術戦略を持って問題点が解決できたか、あるいは改善の見通しがあるかを検討して、発表する。以上の検討プロセスを通して、情報コンテンツを扱う小規模なシステムに対する問題分析と改善案提示ができる。 -
情報デザイン
原著論文の講読によって、視?聴?触?味?嗅の各感覚の情報処理メカニズムを明らかにする手法および五感のモダリティ特性をさらに詳細に分析する手法に関する研究、また効果的で快適な情報コンテンツの提示方法およびそのための新しい処理システムの開発とその評価方法に関する研究、さらに新しい情報コンテンツの加工技術や生成技術、実際の訓練方法や詳細な統合システムの開発のために必要な知識を学修する。
目標●新しい観点からの人間の感覚情報処理特性を解析するための研究法を確立し、人間にとって最適な三亚赌场,香港赌场デザインができる新たなテクノロジーを研究?開発するための国際的に通用する最新の知識を身につけることができる。 -
エンジニアリング心理学
高度専門職業人として、自立して研究活動を行ない得る幅広く奥深い専門知識と豊かな人間力を、感覚?知覚心理学と認知科学、感性工学を中心に身に付ける。人の感性的?心理的問題を理解してものづくりに関わることのできるソフト?エンジニアとして、他の科学技術分野にも通用する基礎研究能力を修得すると共に、高度な工学的知識と研究のセンス、そしてチャレンジ精神を磨く。さらに、これらの分野に関して、専門知識を身に付けるとともに、探求能力と研究推進?発展能力とを修得する。
目標●1 人の心理的要因がものづくりにどのように関わっているかを理解することができる。2 心理的要因を考慮することで、ものづくりにおけるイノベーションを主導することができる。3 研究成果を外部で発表することができるとともに、実際のものづくりに積極的に関わることができる。 -
応用三亚赌场,香港赌场情報学
三亚赌场,香港赌场情報学、空間情報学の分野を中心に、コンピュータビジョン?画像処理?可視化(コンピュータグラフィックス)に関する実践的な応用技術と三亚赌场,香港赌场デザイン手法について理解し、専門知識を身に付ける。三亚赌场,香港赌场技術の応用開発の探求能力と研究推進?発展能力とを修得する。原著論文の購読によって、これらの能力の基盤となる、国際的に通用する知識を身につけることを目指す。
目標●三亚赌场,香港赌场情報学、空間情報学の分野を中心に、コンピュータビジョン?画像処理技術?可視化技術(コンピュータグラフィックス)、および三亚赌场,香港赌场デザインに関する原著論文を精読し、その内容について説明できる。 -
知的創造システム
知的創造システムを構成する知的財産の創造、保護及び活用に関する内容について、具体的な事例等を取り上げつつ説明やディスカッション等を行い、理解を深める。
目標●授業内容についての予習?復習。積極的な授業参加。授業内容の研究?実務へのフィードバック。
特別科目 科目概要
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リサーチインターンシップ
この科目では、「特殊研究」で行う研究テーマと関連のある研究や技術開発を行っている民間企業(あるいは、公的研究機関)に長期間(3ヶ月~6ヶ月)滞在し、組織の中で実践される研究?開発のプロセスについて理解を深めると共に、一人の研究?開発者としての位置づけと組織に貢献することの意義を理解するために就業体験を行う。派遣先企業(あるいは公的研究機関)は、本学にある研究所や、「特殊研究」の指導教員との共同研究及び受託研究を基盤に、密接に連携している企業(あるいは公的研究機関)などの中から、派遣先の意向も考慮して決められる。
目標●1. 自らの専門研究分野について、最先端の現場で行われている研究?技術開発について理解できる。2. 就業体験において提供された課題を深く理解し、具体的な解決策を立案し、実際に試行することができる。3. 就業体験を基に大学院での残りの期間の研究計画?修学計画を立案できる。