金沢工業大学大学院
心理科学研究科 臨床心理学専攻
Graduate Program in Clinical Psychology
臨床心理学専攻
大学院心理科学研究科の特徴
科学的素養を有し、社会で役立つ臨床家の養成を目指しています。
少数精鋭へのこだわりと充実した教育体制
定員を1学年につき6名に抑えることにより、丁寧できめ細かい研究指導や臨床指導を保証しています。臨床心理士や精神科医の教員はすべて現役で臨床活動に携わっており、各授業では懇切丁寧な指導とともに、臨床経験をもとにした「生きた」知識が得られます。
修士在学期間に学会発表ができるように、計画的かつ密接な研究指導を受けることが保証されており、自信を持って学会発表ができます。また、在学生の研究活動を援助するための各種奨励金があります。
実証的な心理学を基盤とした臨床心理学を目指しています
心理学関係の学部での学習がそのまま生かせるよう、実証的な心理学を基盤とした授業や研究指導を行っています。したがって、学部での卒業論文を発展させることもできますし、新しいテーマに挑戦することも可能で、ひとりひとりの問題意識や学術的関心に沿った修士論文を完成させることができます。
段階を踏んだ臨床実践のトレーニング
修士1年ではロールプレイから始まり、学部生のボランティアを対象とした模擬カウンセリングを経験します。また、修士2年では、多領域の医療機関や児童福祉施設などでの実習をすべて経験し、大学附属の臨床心理センターでの面接の陪席や、心理検査の実施、クライエントの面接の担当を経験します。臨床心理センターの実習ではセッションの前後に毎回個別の指導を受けられます。
これらの段階を踏んだトレーニングを経験することにより、修了後に、自信を持って実際の臨床場面での活動に臨むことができます。
就職活動への対応
修了予定者の希望を聞き、できるだけ希望に沿える職場が見つかるような就職援助をしています。希望者には履歴書や志望書の個別の添削指導も行っており、必要があれば紹介状を作成しています。この結果、現在のところ、ほとんどの修了生が修了と同時に臨床心理実践の仕事に就いています。
修了後も、希望する修了生には、随時、求人情報を紹介し、臨床家としてのスキルアップを支えています。
修了後のフォローアップ
修了後すぐに臨床現場で活躍するには不安が大きい場合が多いと思われます。特に心理臨床家がひとりという「一人職場」では、大きな不安を抱えながら臨床活動を行うことになる場合が多いと思います。そのため、修了後1年間はスーパービジョンの減額制度を用意しています。
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仕事と社会的役割 - 大学院心理科学研究科の
特徴 - 開講科目
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