開講科目の詳細
イノベーションファシリテーション特論1
Innovation Facilitation 1
担当教員
受講対象者
経営戦略、IT戦略、商品戦略、マーケティング戦略、R&D戦略など、あらゆるイノベーションに関わる仕事をする、または仕事にしたい方。起業家として、社会を変えたいという志を持つ人にも、ぜひ受講してほしい
授業の主題と概要
本科目では、イノベーションを創出するためのファシリテーションを学ぶ。ファシリテーターとしての8つの技法を実践、実践、実践の繰り返しで学びます。たんにグループ内の対話を促す会議ファシリテーションにとどまらず、多様なステークホルダーを集め、その一人ひとりの主体性を引き出し、協調アクションを引き起こせるようになることをめざします。 ファシリテーションの8つの技法は、サークル、ストーリーテリング、ワールドカフェ、フィッシュボウル、プロアクションカフェ、ブレインストーミング、ドット投票、クイックプロトタイピングと多岐にわたります。ファシリテーションの基本概念とスキルを学ぶことで、自分の属する組織やプロジェクトでイノベーションを促進する、新しいリーダシップを発揮できます。 第2回、第3回の授業では、個人やチーム単位でのファシリテーションを実施し、フィードバックを受けます。そして、最終回の授業では、全員で力を合わせて公開フューチャーセッションを開催します。具体的なテーマを設定し、テーマに合ったゲスト招聘、学外の参加者の招待、ファシリテーションの実践を通して、実際にイノベーションを起こす活動を体験します。このような実践的活動を通して、社会変革を自らの手で推進できる新たなリーダーシップを持つ人材を育てます。
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到達(習得)目標
イノベーションを推進するプロジェクトに、ファシリテーターとして関わるための「あり方と技術」を理解すること
講義スケジュール
講義 回数 |
講義テーマ | |
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1,2 | <イノベーション?ファシリテーションの基礎:フューチャーセッション概論> フューチャーセッションの概念とプロセスを理解する。「対話」を理解する <イノベーション?ファシリテーションの体験> ワールドカフェ、フィッシュボウル、OST、プロアクションカフェなどの方法論の目的、プロセス、ファシリテーションのあり方を理解する |
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3,4 | <プレゼンテーション:テーマ提案> 最終日に公開で実施するセッションのテーマを各人が提案する <個人単位でのファシリテーション実践> ファシリテーションの実践と、それに対するフィードバックを受ける |
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5,6 | <フューチャーセッション設計> 選んだ問いに対して、どんなフューチャーセッションを行うか、各ステップのファシリテーションチームを結成し、検討する <フューチャーセッションの模擬実施> 設計したフューチャーセッションをファシリテーションチームで模擬実施する |
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7,8 | <公開フューチャーセッション: 働き方の未来(仮テーマ)> フューチャーセッションを自分たちで設計し、当日は実際にファシリテーションを自分たちで行う。対話から協調アクションが起きるアウトプットを出す <アウトプット作成(宿題)> フューチャーセッションでの気づきと、自分自身が今後も関わって行きたいイノベーションのテーマを宣言する |
開講について
開講時期: 1学期、4学期
開講形態: 2コマ(180分)×4日間
講義回数: 全8回
※状況に応じて、一部変更が生じる場合もございます。予めご了承ください。
テキスト/参考図書
【テキスト】
「イノベーション?ファシリテーター」(プレジデント)著者:野村恭彦
【参考図書】
「フューチャーセンターをつくろう」(プレジデント)著者:野村恭彦
※上記は一部追加?変更となる場合もございます。また、指定テキスト及びケースなどは、別途ご購入頂くもので、授業料には含まれておりません。予めご了承ください。