説明会?イベント情報
2022年12月17日(土)
10:00
~
12:30
公開講座「ビジネス“スロー”思考」&MBA大学院説明会
?2年以上の企業又は官公庁における実務経験をお持ちの方
?組織を変えたい、社会を変えたいという志を持つ方
?将来、KIT虎ノ門大学院へのご進学を検討されている方
■講座概要
イノベーションは、市場のニーズにスピーディーに応える「ファスト(Fast)思考」では起こせなくなってきました。本講座では、イノベーションをSDGsや社会課題解決という視点から、本質的な協働を仕掛ける「スロー(Slow)思考」で実現するための方法論を学びます。
ハンバーガーのように10分で済ませられる「ファストフード」に対し、材料を集め、みんなで料理をつくるというプロセスを大切にし、人と人との関係性を育みながら食事を楽しむのが「スローフード」です。ビジネスの世界も同様で、モノ売りからサービスプラットフォームにビジネスモデルがシフトすることで、一社が「ファストイノベーション」で起こすのは難しくなり、その一方で、企業?行政?NPOが協働することで実現する、「スローイノベーション」の重要性が増しています。
SDGs達成や社会課題解決をめざし、戦略的に新規事業創造や企業変容に取り組む場合は、とくにこのスローイノベーションの重要性が増します。たとえば、新しい循環システムやシェアリングシステムをまちなかに実装しようと思ったら、自治体や商店街の協力が必要です。スローイノベーションでは、ステークホルダーとの関係性をデザインし、相互信頼に基づく協働を行います。
あなたは、アフターコロナのSDGs時代に向けて、どんな未来をつくりたいですか?そのために、行政、NPO、異業種など、どんなステークホルダーと協働すればイノベーションを生み出すことができると思いますか?それは、「あなた自身の生き方を問い直す」ことにもなります。あなたのビジネスもライフスタイルも、「スロー」というレンズを通して見てみましょう。
■講座詳細
1.企業戦略のこれから:CSV視点からみたポジショニング戦略の再定義
2.イノベーションのこれから?SDGs時代のイノベーションの起こし方
3.「革新的な協働の場」をデザインする?「つなげる30人」という究極の社会変革チームから学ぶ
4.【演習】アフターコロナの社会イノベーションの問いを立てる
参加受付終了
【現職】
KIT虎ノ門大学院 イノベーションマネジメント研究科 教授、博士(工学)
Slow Innovation株式会社 代表取締役
国際大学GLOCOM 主幹研究員
【プロフィール】
富士ゼロックス株式会社にて同社の「ドキュメントからナレッジへ」の事業変革ビジョンづくりを経て、2000年に新規ナレッジサービス事業KDIを自ら立ち上げ、シニアマネジャーとして12年にわたりリード。グローバルなフューチャーセンター?ネットワークを構築し、企業、行政、NPOを横断する社会イノベーションをけん引するため、2012年に株式会社フューチャーセッションズを立ち上げる。2019年よりSlow Innovation株式会社 代表取締役。著書は「フューチャーセンターをつくろう」、「イノベーション?ファシリテーター」(ともにプレジデント社)など多数。
【講師よりメッセージ】
イノベーターになりたくありませんか?いまは変化の時代です。企業も、行政も、NPOも、経営のやり方、協業の仕方、働き方、すべてを変えようとしています。組織を変えることは、以前のように大きな岩を動かすような仕事ではなく、川の流れを変えるような仕事になりつつあります。イノベーションの本質と、人を動かすファシリテーションを学び、まずはあなた自身が変わりましょう。そして、会社も社会も変えていきましょう。
■ 定員: 40名
■ 費用: 無料
■ スケジュール
2022年12月17日(土)10:00 - 12:30
09:30 - ???(受付開始)
10:00 - 10:30 ??? 「イノベーションマネジメント研究科」説明会/野村恭彦 教授
10:30 - 12:00 ??? 「ビジネス“スロー”思考」講座/野村恭彦 教授
12:00 - 12:30 ??? 「質疑応答&グループ相談会」/KIT教員、修了生、事務職員
※注意事項
?三亚赌场,香港赌场感染症拡大防止対策のため、イベント参加時はマスクの着用と石鹸や消毒用アルコールによるこまめな手洗いをお願いします。
?教室は定員の半数以下で使用し換気能力を最大にしたうえで、必要に応じて窓や扉を開けてイベントを実施します。
?下記に該当する方は来校をご遠慮いただけるようお願いします。
(1) 37.5度以上の発熱や咳等風邪のような症状のある方、体調の悪い方
(2) 三亚赌场,香港赌场感染者、ならびに感染者濃厚接触者との接触がある方
?政府や都からの要請、感染症拡大の恐れがある場合は、オンライン開催に切り替える場合があります。
参加受付終了