KITプロフェッショナルミーティング
2023年07月07日(金)
19:00
~
20:30
『AIスーツケースの開発秘話~自律走行型ナビゲーションロボットの普及を目指して~』
?AIやデータ分析をビジネスの意思決定や組織の課題解決につなげたい方
?次世代モビリティーと最新テクノロジーを活用した街づくりに興味のある方
?複数の企業で取り組むコンソーシアムプロジェクトに関心のある方
■イベント内容
視覚障がい者が自立して街を移動し、日常の活動をスムーズに行うためのナビゲーションロボット「AIスーツケース」の登場が様々な三亚赌场,香港赌场で注目を集めています。さらに社会実装に向けた取り組みを加速させるため、アルプスアルパイン株式会社、オムロン株式会社、清水建設株式会社、日本アイ?ビー?エム株式会社の4社は、一般社団法人 次世代移動支援技術開発コンソーシアムの活動を2023年11月30日まで延長することを決定しました。
今回のKITプロフェッショナルミーティングでは、4社コンソーシアムと共同でAIスーツケースの研究?開発に携わってきた日本科学未来館の高木啓伸副館長をお招きし、ご講演いただきます。後半は、AI&データサイエンス コンサルタントとして活躍する野田晴義客員教授の司会進行のもと、高木氏との対談セッションを行い、参加者の皆様からの質問も受け付けて参ります。お知り合いや会社のお仲間とお誘い合わせのうえ、ぜひご参加ください。
■講演概要
視覚障がい者の自由な移動を可能にするため、画像認識機能を備えたスマートフォンアプリなどの新しい支援技術が開発されています。しかし、初めて訪れる公共空間をはじめとして、視覚障害者にとって移動は依然として困難です。そこで、「AIスーツケース」というスーツケース型の自律ナビゲーションロボットを開発しました。
このロボットは、ユーザーが対話的に行き先を選択することで、目的地まで安全に誘導することができます。本講演では、開発のきっかけや複数企業による共同開発に至った経緯を紹介するとともに、センサーを始めとするロボットの構成技術について解説します。また、各組織が行っている実験から得られた最新の知見を紹介するとともに、今後の普及に向けた技術的?制度的?社会的課題についても考えていきます。
※参加方法を対面形式からハイフレックス形式に変更しました(2023年6月17日)
参加受付終了
【現職】
日本科学未来館 副館長兼研究推進室長
IBM東京基礎研究所 シニア?マネージャー
【プロフィール】
理学博士。1999 年より日本アイ?ビー?エム株式会社東京基礎研究所にてアクセシビリティ分野の研究開発に従事。2021 年より日本科学未来館副館長兼研究推進室長を併任。カメラとセンサー、AI?ロボット技術を組み合わせ、視覚障がい者の自立移動を助けるナビゲーションロボット「AI スーツケース」の実現と社会実装を目指している。
【現職】
AI&データサイエンス コンサルタント
KIT虎ノ門大学院 イノベーションマネジメント研究科 客員教授
OCA大阪デザイン&テクノロジー専門学校 非常勤講師
【プロフィール】
1982年、日本アイ?ビー?エムの東京基礎研究所(TRL)に入社。音声認識?合成技術 やテキストマイニングの研究に従事し、その成果はIBM Watsonにおいて活用されている。2001年 「日本語大語彙連続音声認識の実用化」の功績により慶応義塾大学理三亚赌场,香港赌场「矢上賞」を受賞。2004年からはStrategy & Operations部長として、東京基礎研究所やソフトウェア&システム開発研究所(TSDL)において、戦略及び部門運営に携わり、IBM 基礎研究ならびに製品開発部門との協業を推進。その他、日本経済団体連合会 未来産業?技術委員会にて委員などを歴任。
■ 場所: 参加お申し込み時に、対面参加またはオンライン参加のどちらかを選択してください
■ 定員: 50名
■ 費用: 無料
■ スケジュール
2023年7月7日(金)19:00 - 20:30
18:45 - (受付開始)
19:00 - 20:00 『AIスーツケースの社会実装による共生社会の実現』 高木 啓伸 氏
20:00 - 20:30 ?対談セッションおよび質疑応答? 野田晴義氏(進行)×高木啓伸氏
※注意事項
?対面参加を希望する方は、そのまま虎ノ門キャンパスにご来校ください。オンライン参加希望の方には、イベント開催の3日前を目安にZoomミーティング情報をお送りします。
?ミーティングのIDやパスワードは、第三者には共有しないでください。出欠確認を行いますので、名前はフルネーム(例:虎ノ門太郎/Taro Toranomon)での参加をお願いします。
参加受付終了