?2年以上の企業または官公庁における在職経験をお持ちの方
?日常の業務にて契約交渉業務に携わる方、あるいは交渉スキルを向上させたい方
?KIT虎ノ門大学院への進学、科目等履修(単科受講生)を検討している方
■講座紹介
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当時、メーカーに勤めていた私は「良い商品や技術さえあれば、必ず相手に評価してもらえる」そう固く信じていた頃がありました。ところが現実は違いました。それはヨーロッパでの現地企業との商談の場で思い知らされます。
いくら良い商品や技術を提示しても、パートナーシップを得られない現実に出会い、ある共通点に気がつきました。どの商談先も、こちらが組める相手かどうかを見極める交渉をしており、綿密に練られた交渉シナリオと交渉者の役割分担があり、戦略的に交渉が進められていました。その理論的背景を調べ、見つけたのが米国ハーバード大学のロジャー?フィッシャー教授の交渉学研究でした。【一色 正彦】
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交渉学は実際の交渉事例を研究し、成功確率を上げるための理論パターンを体系化した方法論です。目標達成のための重要な能力であり、ビジネスの基本スキルでもあり、これは海外における交渉といったシーンだけでなく、営業や重要な会議、面接といった場面においても要求される能力でしょう。
今回の体験講座では、研究された交渉学の基礎理論を学び、1対1の模擬交渉(見学受講も可)を通じて、交渉学の基礎を身につけることができます。是非この機会に、第一線で活躍する実務家から、理論と実践が融合した講義を体感してみませんか?
■講座の流れ
?交渉学の基礎講義
?ティーチングアシスタント(TA※)によるデモ交渉と講師による解説
?TAの支援による事前準備の作戦会議
?模擬交渉「ブランド腕時計を巡る交渉」の体験(1対1 のケースを実施、見学受講も可)
?講師によるフィードバック
※ ティーチングアシスタント
交渉学を学習した修了生?科目等履修生、及び実務家の社会人。受講者の学習を支援する役割。
当日は、TAが参加者の皆さまのご受講をサポートします。