開講科目の詳細
ワークライフマネジメント特論
Work-Life Management
担当教員
受講対象者
組織?個人のワーク?ライフマネジメントに課題を感じ、改革への意識のある方
授業の主題と概要
コロナ禍において、働き方が多様化し自律的な働き方が求められている。男性が育児休業を取得することに賛成する人が71%と、家族をより重視する人が増えました。
これからの企業経営において、優秀な人材を惹きつけ、多様な人材が意欲高く働くことで生産性高く成果をあげ、イノベーションを起こしていくには、今まで一見「福利厚生」だと思われていたワーク?ライフバランスが、重要な経営戦略となります。
育児?介護といった働き方の多様性だけでなく、LGBTQといったダイバーシティも含めて、多様性を企業の成長力につなげていくためには、どのようなマネジメント、働き方が有効なのかを学ぶのが、この科目の目的です。
1. なぜ日本社会において働き方改革?女性活躍?男性育休が必要なのか。人口構造からマクロに学ぶ。働き方改革に成功した企業で起きたイノベーションの事例を学ぶ
2. 長時間労働の職場を具体的に変革していく手順やツールを学ぶ
3. 最終回は受講生による「発表会」を予定する。ここでの発表内容を最終レポートに代替する
【ワークライフマネジメント特論】 ?授業レポートはこちら
到達(習得)目標
?自身の生活や職場において、ワーク?ライフマネジメントを実践できる力の修得
?従来の働き方に愛着を持ち、変化を望まない経営層?上司?同僚に、新しい働き方の必要性と効用を伝え、実践を促す力の修得
講義スケジュール
講義 回数 |
講義テーマ |
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1,2 | なぜ日本社会において働き方改革?女性活躍?男性育休が必要なのか。人口構造からマクロに学ぶ 働き方改革に成功した企業で起きたイノベーションの事例を学ぶ |
3,4 | ワーク?ライフバランスを個人および組織で推進する際の課題を整理し、解決策の方向性を見つけ出す 朝メールを分析する 課題の分析手法を学ぶ(要因分析) |
5,6 | ワーク?ライフバランスを推進するための提案をグループ内でプレゼンテーションし、議論する関係の質、心理的安全性について学ぶ ワーク?ライフバランスを実践するための取組施策について考える 自分が実践する取組内容を具体的に考える |
7,8 | 「自組織や職場への働き方課題分析と解決策、提案と討議」 受講生全員によるプレゼンテーション 受講生全員による自社ワーク?ライフバランス施策発表と討議 |
開講について
開講時期: 1学期
開講形態: 2コマ(180分)×4日間
講義回数: 全8回
※状況に応じて、一部変更が生じる場合もございます。予めご了承ください。
テキスト/参考図書
【テキスト】
「働き方改革」~生産性とモチベーションが上がる事例20社~
小室淑恵 (毎日新聞出版)
【参考図書】
「改訂版 小室淑恵の即効プレゼン術」
小室淑恵 (学研)
※上記は一部追加?変更となる場合もございます。また、指定テキスト及びケースなどは、別途ご購入頂くもので、授業料には含まれておりません。予めご了承ください。