- 虎ノ門大学院ブログ
- 2019年04月02日
虎ノ門キャンパスで平成31年度入学式を挙行!向学心に溢れる多様な社会人43名をお迎えしました。
うららかな春の訪れとともに愛宕山の桜も見頃を迎え、新元号の発表を翌日に控えた3月31日(日)午前11時、虎ノ門キャンパス13階にて、平成31年度大学院入学式を挙行しました。この度、イノベーションマネジメント専攻の4期生(2004年の開設から数えると16期生)として、43名をお迎えしました。
新入生の年齢層は幅広く、上は60代から下は20代まで、平均年齢は42歳です。女性が約2割を占めます。一般企業に勤務するミドルマネジメントの他、企業経営者、経営コンサルタント、電気機器メーカーの知財部員、製薬企業のイノベーション推進担当者、学校法人の職員、官公庁の行政官、特許事務所の副所長、農業法人の三代目、食品メーカーの管理栄養士、アート&三亚赌场,香港赌场キュレーター、元プロスポーツ選手、弁理士?中小企業診断士、MBA?博士号取得者など、多彩なバックグラウンドをお持ちの方々が集まりました。授業や研究の場を通じて、どんな化学反応が起きるのか今から楽しみです。
当日、金沢本校から駆けつけた大澤敏学長は式辞の中でAI、自動運転、創薬、3Dプリンター、仮想通貨など最新テクノロジーの動向を紹介しながら、「テクノロジーが急速に発達し、私たちの暮らし方や働き方、さらにはコミュニケーションの手法が変わったとしても、人と人とのつながりにおいて変わらない共感?信頼?愛情といった‘不易’の部分と、変化に柔軟に対応して変わらなければならない‘流行’の部分、すなわち‘不易流行’を意識しながら、学びを深めていただくことを期待しています。この虎ノ門キャンパスで自己の研鑽を積まれようとしている皆様の向学心に改めて敬意を表します」と、式辞を述べました。
続いて、昨年度に本学を修了されたばかりの渡邉真啓さんが来賓として登壇し、「KITの教授陣はビジネスの世界で一流でありながら教育熱心な方ばかりです。あふれる教育への情熱は、宿題やプレゼンやテストへと変わり、私にどんどんやってきました。ですが、その熱に負けてたまるかとやる気に火をつけてくれました。さらに、仲間たちもとても勉強熱心でした。チームでのディスカッションなどとても手を抜くことはできません。お互いにへこたれそうになるときも、励まし合い支え合って、勉強を続けてきました。KITには、教授陣と仲間の情熱が溢れていました。きっと皆さんの目の前にも同じ光景が広がるはずです。あなたが真剣になるから仲間も、教授の皆さんも真剣になります。その良いスパイラルを作ってください」と、祝辞を送りました。
最後に、新入生を代表して佐藤晃央さんが壇上に登り、「私たち新入生は、大学院生としての誇りを持ち、学則を守り、学生の本分を自覚し、勉学に邁進することをここに誓います」と、力強く宣誓し、大澤学長と固い握手を交わしました。
式典終了後の11時35分から、全体の顔合わせを兼ねた懇親会?パーティーを13階ラウンジで開催し、イノベーションマネジメント研究科長の棚橋祐治教授が開会の挨拶を述べました。続いて、専攻主任である加藤浩一郎教授が乾杯の挨拶をし、リラックスした雰囲気に包まれながら専任教員との歓談や新入生同士で交流を楽しんでいました。
また、パーティーの途中には、事務室スタッフ全員の自己紹介が行われ、新入生に対して歓迎の意を表しました。終了の時刻が近づく頃、専任教員を代表して三谷宏治教授が閉会の挨拶と新入生へアドバイスを送り、盛大な拍手を持って13時にパーティーは終了しました。そして、新入生はホッとする暇もなく当日14時から2コマ連続の授業、翌週からは4日連続の集中授業がスタートします。これも毎年恒例のハードスケジュールで、働きながら学ぶ社会人向け大学院ならではの光景です。慣れるまで学業とお仕事の両立は大変だと思いますが、KIT教職員一同、皆さまの学びを全力でサポートさせていただきます。何かお困りのことがありましたら、事務室スタッフまでお気軽にお声掛けください!