大学院工学研究科博士前期課程環境土木工学専攻2年の森田登成さん（花岡研究室）が2025年3月3日よりフィリピン首都マニラで開催された【The 5th International Symposium on Concrete and Structures for the Next Generation（第5回次世代を担うコンクリート材料?構造国際シンポジウム）（CSN2025）】でBest Paper PresentationとYoung Researcher AwardをWで受賞しました。

本シンポジウムは、デラサール大学（フィリピン）が主催（後援：土木学会、戦略的イノベーション創造プログラム（SIP））で、コンクリート工学分野の研究者や専門家が集まる国際的な学術発表の場です。今回の研究成果は、コンクリートのさらなる性能向上と発展に貢献することが期待されます。

Best Paper Presentation（論文賞）：

各並行セッションから最優秀論文が1件選出されます。この賞は、各セッションで発表された最も革新的で影響力のある研究を称えるものです。

Young Researcher Award（若手研究者賞）：

次世代の研究者を奨励するため、30歳未満の研究者を対象に「若手研究者賞」が授与されます。この賞は、全セッションにおいて優れた研究を発表した若手研究者を表彰するものです。

【論文タイトル】

“Evaluation of Tensile Strength of Thermoplastic BFRP in Alkaline Environment and Improvement of Bending Method for Shear Reinforcement of Concrete”
（曲げ加工部を模擬した熱可塑性BFRPロッドのアルカリ環境下での引張強度）

【論文概要】

曲げ加工が容易な熱可塑性BFRP（Basalt Fiber Rein-forced Thermo Plastics）ロッドを対象とし、アルカリ環境下での引張強度を実験で明らかにした。また、曲げ加工時に樹脂の損傷が少ない曲げ加工の方法を提案し、曲げ加工部における引張強度を評価した。

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第5回次世代を担うコンクリート材料?構造国際シンポジウム（CSN2025）

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