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東京都北区立堀船中学校第2学年が「タカジアスターゼ」を発明した高峰譲吉博士の実験を大学生と体験。
「堀船中学校×高峰譲吉プロジェクト科学実験教室 ~麹菌の可能性を探る~」

金沢工業大学応用バイオ学科の学生による「未来の高峰譲吉博士は君だ!発酵産業活性化プロジェクト」では、2024年9月6日(金)13時30分から15時20分まで、東京都北区立堀船中学校第2学年を対象に「科学実験教室 ~麹菌の可能性を探る~」を実施します。

唾液に含まれる消化酵素「アミラーゼ (ジアスターゼ)」は、デンプン中のアミロースやアミロペクチンを、単糖類であるグルコース(ブドウ糖)などに変換します。高峰譲吉博士は、麦を製粉した時に出る産業廃棄物である「ふすま」を活用して麹菌を培養し、アミラーゼやプロテアーゼなどの酵素を抽出。デンプンを分解する消化酵素として「タカジアスターゼ」を発明しました。

今回の実験教室では、中学生が大学生とともに高峰譲吉博士が実際に行った実験を体験し、麹菌の可能性について学びます。

昨年の模様

昨年の模様

「堀船中学校×高峰譲吉プロジェクト科学実験教室 ~麹菌の可能性を探る~」

【開催場所】

東京都北区立 堀船中学校(東京都北区王子5丁目2-8 旧桜田小学校)

【開催日時】

2024年9月6日(金)13時30分~15時20分

【スケジュール(予定)】

[13時30分~14時20分]

第1部実験 「高峰譲吉博士の研究から学ぶ:麹菌による出現酵素の定性実験」

[14時20分~15時20分]

第2部実験 「高峰譲吉博士の研究から学ぶ:アミラーゼによるグルコースの定量実験」

第1部では麹菌の生育過程において生産される酵素(アミラーゼやプロテアーゼ)の作用について実験を行います。第2部では酵素の作用について数値的に計測し、麹菌の生産する多様な酵素の力について学びます。

【未来の高峰譲吉博士は君だ!発酵産業活性化プロジェクトについて】

金沢工業大学の学生が郷土(高岡?金沢)の偉人である高峰譲吉博士の行ったバイオテクノロジーの研究を学び、自ら高峰譲吉博士のような研究者を目指します。
さらに小中学生?高校生を対象とした科学教室やイベントを通じて高峰譲吉博士の研究内容や功績を小中高生に教え伝えることにより、未来の高峰譲吉博士を育成することを目指しています。
今回の堀船中学校での科学実験には、応用バイオ学科の学生8名が参加します。

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