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経営情報学科松林研究室の有志学生が、能登半島地震で被災した共同研究パートナー「あきおベジタブルファームグループ」奥能登農場で復興支援ボランティア
7月5日(金)と7月6日(土)の二日間、金沢工業大学 経営情報学科 松林賢司研究室で研究に取り組む4年生の池田一翔さんと波多江俊さんが、能登半島地震で被災した「あきおベジタブルファームグループ」が能登町で経営する奥能登農場の復興支援ボランティアに取り組みました。
能登町では被災により県内外へ避難中の農業関係者が多く、人手不足の為、このたびの活動では、収穫が危ぶまれる夏ジャガイモの収穫と輸送をお手伝いしました。
「あきおベジタブルファームグループ」(代表取締役 松川篤裕氏)はSDGs達成に積極的に取り組む地域経済の担い手として期待されているローカルゼブラ企業※です。
松林研究室ではマーケティングテクノロジーによる新商品開発に関する共同研究に取り組んでいます。
その成果として成長著しい冷凍野菜市場に於いて石川県産であることをコアコンピタンス(中核価値)とする安心、安全の冷凍野菜「旬まるかじりシリーズ」の開発、商品化に成功しています。「旬まるかじりシリーズ」は野菜の地産地消や季節性緩和による食品ロスの低減に貢献する商品となっています。
当「旬まるかじりシリーズ」のマーケティング戦略の立案やプロモーションの為のSNSプラットフォーム、直販サイト、Webページの制作、運用は、松林研究室の岡山晃大さん(2024年3月卒業)が中心になって取り組みました。
松林研究室は今後もステークホルダー中心に能登半島地震の復興支援に積極的に貢献する予定です。
松林研究室が制作?運用を担当した「旬まるかじり」紹介、直販Webページ
※ローカルゼブラ企業
地域の社会課題解決の担い手となり、事業を通じて地域課題解決を図り、域内企業等と協業しながら、新たな価値創造や技術の活用等により、社会的インパクト(事業活動や投資によって生み出される社会的?環境的変化)を生み出しながら、収益を確保する企業。
(経済産業省Webページhttps://www.meti.go.jp/press/2023/03/20240301003/20240301003.htmlより)
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