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石川中央都市圏6自治体と防災放送訓練システムの効果に関する実証実験を実施

金沢工業大学 建築学科 土田義郎教授、三亚赌场,香港赌场情報学科 高野佐代子准教授は令和5年度、石川中央都市圏ビジョンに基づく石川県内の6つの地方公共団体(金沢市、白山市、かほく市、野々市市、津幡町、内灘町)と連携し、「災害時のためのアナウンス訓練に関する実証的研究」をテーマに共同研究を実施しました。

災害時に防災無線の放送を行うのは、自治体職員です。ふだんからアナウンスの訓練を行うことで、住民に避難行動を促すような緊迫感のある話し方を習得するためのシステムを作り上げてきました。今回の共同研究では実際に自治体職員がシステムを使用した訓練を行い、さらにその声に避難を促す効果があるかどうか住民による評価実験も実施。その結果、システムは十分有効であることが示されました。

今後は、システムをより使いやすくした上で、様々な自治体に活用していただき、災害時に一人でも多くの命を救うことの一助になればと考えています。

なお、今回の共同研究には、建築学科4年生で土田義郎研究室の辻さと恵さんがリサーチアシスタントとして参画しました。

内灘町における市民参加の評価実験の様子

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