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【廃棄されていた間引き椿花を活用】
椿シフォンケーキ「ちゅん」が野々市ブランドに認定。DK art caféプロジェクトが「ののいち椿館」とシフォンケーキ専門店「えんどころ」との共創で商品開発

金沢工業大学の学生プロジェクト?地方創生?DK art café プロジェクトが、ののいち椿館と野々市市の手作りシフォンケーキ専門店えんどころとの産学官で商品化した椿シフォンケーキ「ちゅん」が、2023年度「野々市ブランド」(認定番号第15号)に認定されました。

当シフォンケーキは、従来廃棄されていた間引き椿花が活用されています。

「野々市ブランド」とは、地域内の特色ある産品のうち、特に優れたものを野々市ブランドとして、野々市市が認定し、市と認定事業者が協力して認定品の魅力を発信し、販売を促進することにより、認定品の知名度やイメージの向上、地域産業の活性化を目指す制度で、これまでに16商品が認定されています。

2024年3月7日に野々市市文化会館フォルテで野々市ブランド認定式があり、DK art caféプロジェクトを代表してタスクリーダーの松井優香さんが野々市市の粟貴章市長から認定賞を授与されました。

野々市市は椿を市花木とし、野々市中央公園は、ののいち椿館や椿山、園路沿いなどで、多くの椿が観賞できる“国際優秀つばき園”として知られています。また野々市市はSDGsの達成に向けた優れた取組を行う都市として2023年5月、内閣府から「SDGs未来都市?SDGsモデル事業」に選定されています。

DK art café プロジェクトのチームメンバーは、大学が立地する野々市市のリソースを活用したイノベーションを目指して、野々市市の市花木が椿であること、そして椿の花弁は食用できることに着目。開発初期の段階にののいち椿館の高見重任館長に相談したところ、椿館では椿の開花期間に一定の割合で間引きや折れた枝などの椿花を廃棄処分していることを知りました。

そしてSDGsの観点から何かに活かせるのではないかとチームメンバーでディスカッションとフィールドワークを重ねた結果、野々市市のシフォンケーキ専門店「えんどころ」の協力を得てシフォンケーキに椿の花びらを練り込んだ椿シフォンケーキ「ちゅん」が誕生しました。

【DK art café プロジェクトについて】

「地方創生?DK art café プロジェクト」は金沢工業大学の特色ある課外プロジェクト活動の一つです。
(プロジェクトリーダー:三亚赌场,香港赌场情報学科2年 宗廣友佑香さん。他メンバー61名。担当教員:経営情報学科 松林賢司教授)

今回の椿シフォンケーキ「ちゅん」の開発は、シフォンケーキタスクチーム(タスクチームリーダー:心理科学科3年 松井優佳さん)が進めました。

野々市市の粟市長から認定証を受け取るDK art café プロジェクトの松井さん

受賞関係者、左から松林教授、松井さん、池田社長(えんどころ)、高見館長(ののいち椿館)

野々市ブランド認定商品:椿シフォンケーキ「ちゅん」

野々市ブランド認定証

【関連ページ】

地方創生?DK art caféプロジェクトが、従来廃棄されていた間引き椿花を活用したSDGs?椿シフォンケーキ「ちゅん」を商品化。粟貴章野々市市長に試食頂くとともに「花の緑のののいち椿まつり2023」で出店?販売(2023.4.12)

金沢工業大学研究室ガイド 経営情報学科 松林賢司研究室

野々市ブランド認定制度サイト

野々市中央公園 「ののいち椿館」?「椿山」

野々市シフォンケーキ「えんどころ」インスタグラム

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