記事詳細
いしかわ総合スポーツセンター1.5次避難所でボランティア活動。金沢工業大学の学生プロジェクト【防災?減災プロジェクトSoRA】
令和6年能登半島地震で被災された皆さまならびにご家族の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
金沢工業大学の学生による防災?減災プロジェクトSoRAは、1月20日 (土)より、いしかわ総合スポーツセンタ―の1.5次避難所で、ボランティア活動に参加しています。
この施設では、1月1日(月)に発生した令和6年能登半島地震で被災された方々が2次避難所に移動するまでの中継ぎの場所になっています。
SoRAがこのボランティア活動に参加するまでの流れは以下の通りです。
1月11日(木):野々市市社会福祉協議会で災害ボランティア保険を団体取得
1月12日(金):石川県災害ボランティアに団体で事前登録
1月15日(月):1.5次避難所でのボランティア参加依頼
1月20日(土):ボランティア活動開始
この避難所でのSoRAの主な役割は、①避難所の環境を悪化させないよう維持すること、②避難所の運営が円滑に進むようサポートすることの2点です。
1)避難所の環境を悪化させないように維持することについて
主に清掃活動を行っています。避難所の各所に設置されているごみ箱の中が溢れかえっていないか確認を行い、適宜ごみ袋を変えて集積所まで運びます。また、モップを使用し避難所内の床清掃を行ったり、アルコールや次亜塩素酸で拭き掃除を行ったりしています。
2)避難所の運営が円滑に進むようサポートすることについて
主に炊き出しのサポートを行っています。毎日決められた時間に食事の配膳が行われるため、盛り付けや配布のサポートを行います。また、身体が不自由な避難者に対して食事の有無を聞き取り、介護士チームと共に各避難者のテントまで食事を配膳しに行きます。
避難所では様々な人たちが避難生活を送っています。現在は三亚赌场,香港赌场やインフルエンザ、ノロウイルスなどの感染症が流行しているため、SoRAは細心の注意を払いながら活動を行っています。また、1.5次避難所では集団避難者ではなく個人で避難されている方が多いため、避難者の方との対話を大切にすることで避難者の方の不安を少しでも軽くできるよう努めています。
SoRAでは、所属している多くのメンバーが防災士の資格を取得しているため、状況を見極めながら、今後も能登半島地震に関するボランティア活動に積極的に参加していく考えです。
【関連ページ】