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建築学科竹内研究室の作品「千枚田図屏風」が道の駅千枚田ポケットパークに11月26日まで展示
金沢工業大学大学院 工学研究科 建築学専攻 竹内申一研究室(専門:建築設計)の大学院1年生7名が企画?デザインした「千枚田図屏風」が、輪島市白米町の「道の駅千枚田ポケットパーク」に設置されました。
この作品は、いしかわ百万石文化祭の関連行事「道の駅学生アートプロジェクト」(県内5大学が6カ所の道の駅にアート作品を制作?展示するプロジェクト)の一環として制作されました。
「千枚田図屏風」は、1004枚もの小さな田が海岸まで続き、国指定の名勝としても知られる絶景を屏風に描かれた風景画と見立て、環境と一体になってはじめて完成する作品となっています。そのコンセプトは、学生たちが建築学という分野を学んでいるからこそ生まれたものと言えるでしょう。
アーチ状の穴が開けられた10枚のパネルが折り重なることで、見る角度によって様々な表情と風景が現れます。映え写真を撮るのにもってこいの他、風景をゆっくり眺めるためのベンチも備えています。能登の里山?里海の風景と共に、作品をご堪能ください。
展示期間は11月26日(日)までとなっています。
千枚田について
千枚田が構成要素のひとつとなっている「能登の里山里海」は、2011年6月、新潟県佐渡市の「トキと共生する佐渡の里山」とともに、国連食糧農業機関(FAO)により、日本で初めて世界農業遺産に認定されています。
農林水産省の「つなぐ棚田百選」や文化庁の「国指定名勝」にも指定されています。
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