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夢考房RoboCup@Homeプロジェクトが、「RoboCup Japan Open 2022」の@Home Educationリーグで優勝。「総合」優勝と「Technical Challenge」優勝を獲得
夢考房RoboCup@Homeプロジェクトが、「RoboCup Japan Open 2022」の@Home Educationリーグで優勝しました。
夢考房RoboCup@Homeプロジェクトは、「人々を幸せにする生活支援ロボットをつくる」を活動目的としています。日々の活動で開発したロボットの評価を行うために、RoboCupの@Homeリーグに出場しています。ソフト班、機構班、回路班に分かれて活動しています。
「RoboCup Japan Open 2022」の@Homeリーグの大会は、3月6日(月)~3月9日(木)に東京大学本郷キャンパスで開催されました。RoboCupは、ラジコンのような人の操作によって動くロボットではなく、自分で考えて動く自律移動型ロボットによる競技会です。@Homeリーグは、日常生活でのロボットの利用を想定し、リビングルームやキッチンなどの家庭環境において、いかに人間との暮らしに役立つ作業を遂行できるかを競います。
今回の大会の@Home Educationリーグは、ロボットや開発内容を紹介する「Poster Teaser Session」、人の指示でカバンを運ぶ「Carry My Luggage」、3名の来客者の情報を伝える「Find My Mates」、難易度の高いタスクに挑戦する「Finals」で競われました。
大会には、プロジェクトを代表して7名の学生が大会に参加。開発するロボット「Happy mimi」は、SLAM技術を用いた地図作成、Speech to Textによる音声認識、2D-LiDARセンサーを使用した物体位置の推定などの機能を持っています。このHappy mimiで競技に臨み、「Carry My Luggage」、「Find My Mates」の2つの競技で、リーグ1位の点数を獲得し、「総合」優勝を勝ち取りました。また、「Poster Teaser Session」、「Finals」の得点により「Technical Challenge」優勝を獲得しました。
夢考房Robocup@Homeプロジェクトが「RoboCup Japan Open」で優勝したのは2016年の優勝以来、7年ぶりです。また、金沢工業大学としては、2019年の夢考房ロボカッププロジェクトのヒューマノイドリーグ優勝以来、4年ぶりとなります。