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「混相流シンポジウム2022」の学生セッションで荒賀一慶さんがベストプレゼンテーションアワード受賞

日本混相流学会主催の「混相流シンポジウム2022」が8月19日(金)~21日(日)開かれ、学生セッションにおいて大学院博士前期課程機械工学専攻2年の荒賀一慶さん(杉本康弘研究室)がベストプレゼンテーションアワードを受賞しました。

シンポジウムは日本混相流学会の全国大会に対応するもので、オーガナイズドセッションと学生セッションから構成されています。混相流とは、固体?液体?気体を含む複雑流動現象であり、かつ自然界から産業プラントにまで広くみられる普遍的な流動現象です。シンポジウムは研究成果とその討議を通じて、混相流の学理とその応用技術に関する最新の情報交換を行い、混相流研究のさらなる展開と活発な意見交換を目指しています。学生セッションでは優秀な講演者に対しベストプレゼンテーションアワードを贈呈しており、今回はオンラインのZOOMによる口頭発表の形で開催されました。

荒賀さんの研究は、尿路結石症の治療に用いられるパルスレーザによる結石破砕時に生じる周囲の生体組織への熱損傷を評価したもの。工夫した試験部を作成するとともに根気強く計測し結果をまとめた内容は、地道な努力が評価され、ベストプレゼンテーションアワード受賞へとつながりました。この研究内容は、今後、医工融合分野において有用な知見を与えるものになることが期待されます。

発表題目:医療用パルスレーザ誘起気泡近傍壁面上の温度分布計測

受賞者:荒賀一慶さん(大学院博士前期課程機械工学専攻2年)

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