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金沢工業大学の学生によるDK art cafeプロジェクトが、地元史跡?北國街道の振興に取り組む北國街道野々市市実行委員会との共創事業で、国土交通省の「手作り郷土(ふるさと)賞」を受賞
金沢工業大学の学生による「地方創生?DK art cafeプロジェクト」(プロジェクトリーダー:経営情報学科3年生 山岸功治さん、他メンバー44名、担当教員:経営情報学科 松林賢司教授)が、国土交通省の令和2年度「手作り郷土賞」を受賞しました。
この受賞は、野々市市の史跡である北國街道の振興に取り組む北國街道野々市市実行委員会(委員長:小松靖典氏)との過去5年間にわたる協働事業が評価されたもので、2022年12月18日に東京国際交流館プラザ平成にて行われた「手づくり郷土賞受賞記念発表会 2020-2021」で表彰されました。
これまで、地方創生?DK art cafeプロジェクトは、北國街道野々市市実行委員会と協働で、
?地元特産品に関するクイズ大会
?コミュニティロボットセグウェイを活用した試乗会
?地元特産品を提供する模擬店
?野々市市市政10周年を記念した布市神社でのプロジェクションマッピング
等を多数行ってきました。これらのイベントや取り組みが評価され、「手づくり郷土賞」に選ばれました。「手づくり郷土賞」は、地域活動によって地域の魅力や個性を生み出している良質な社会資本とそれに関わった団体の努力を国土交通大臣が表彰するもので、昭和61年度に創設され、令和3年度で36回目となります。
日本各地で地域特有の自然や、歴史、伝統、文化、地場産業などを貴重な地域資源として積極的に利活用した魅力づくりが求められています。全国に点在するこのような取り組みを広く紹介することで各地の個性的、かつ魅力ある郷土づくりに向けた取り組みを一層推進することが「手作り郷土賞」の目的であり、地方創生?DK art cafeプロジェクトの活動趣旨に合致した今回の受賞を励みに関係者一同、さらなる活動の強化?発展を図る予定です。
地方創生?DK art cafeプロジェクトの取り組みは、地域企業、団体と学生団体が大学で学習した知識を社会実証するために協働で事業として様々な取り組みを行ってきたという、日本全国でも珍しい特徴があります。
授賞式では国土交通省の地域創生担当者や、日本全国から集合した参加団体と今後の展望について意見交換ができ、本プロジェクトへのお褒めの言葉や励まし、期待のメッセージを多数いただくことができました。
「手作り郷土賞」特設サイト