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SDGs未来都市実現に向けたアイデアを経営情報学科2年次チームが白山市長に提案。「プロジェクトデザインII」の授業の一環で

金沢工業大学の学生による「プロジェクトデザインII」白山市テーマ成果提案会が令和元年7月22日(月)に白山市役所で行われ、経営情報学科2年次の4チームがSDGs未来都市実現に向けたアイデアを山田憲昭市長に提案しました。

金沢工業大学では学生自らが社会的価値を持つ研究課題を発見し、その解決策を提案する社会実装型のプロジェクト教育をカリキュラムの柱に据えています。2年次は近隣自治体など学外の課題をテーマに取り組みます。前学期の「プロジェクトデザインII」で提案内容を考え、後学期の「プロジェクトデザイン実践」でアイデアを具体化。ユーザーが求めているものなのか実験、検証、評価します。

特に経営情報学科では、国連SDGsを活用し、理想の未来から逆算して現在を描くバックキャスト能力と、ビッグデータを活用して現在から予測し、未来を描くフォアキャスト能力の育成に力を入れています。

白山市が平成30年度にSDGs未来都市に選定され、大学全体でSDGsを進めている金沢工業大学との包括的な連携を通じて、白山手取川ジオパークを軸とした SDGs未来都市の推進に取り組んでいることから、経営情報学科では今回、白山市SDGs未来都市をテーマに取り組むことにしました。

7月22日(月)に白山市役所で行われた成果提案会では以下の4チームが成果発表を行いました。

1.「ガラス工芸品で白山市の知名度を上げる」

白山市の観光スポットの一つ、ガラス工房を現地調査。企業とのコラボにより、ガラスを割ってオリジナルのスマートフォンケースを作るビジネスモデルを提案。

2.「白山市を高齢化社会に対する先進的な市とする~白山元気はつらつツアー~」

高齢者をターゲットとした新規ツアーを提案。認知症予防促進と白山観光客の増加や健康寿命の延伸を目指す。

3.「白山市の大雪と地震の複合災害に向けた対策」

防災ワークショップに若者が参加し、自発的に除雪が行われるビジネスモデルを提案。災害に強いまちづくりを目指す。

4.「白山市民の「二次災害」被害を無くすための企画~サバイバル?職業体験を活用した防災訓練」

白山市を災害時に誰一人「二次災害」での犠牲者が出ない市にするため、2030年に20歳になる現在の小学4年生が火おこしや水の確保、シェルターの建て方などの「自助共助スキル」を「自発的に」学べる防災訓練を提案。

経営情報学科では今回「プロジェクトデザインII」で生み出されたアイデアを後学期の「プロジェクトデザイン実践」で具体化し、検証、評価していく考えです。

ガラスは割れやすいということから逆転の発想でビジネスモデルを提案

今回提案されたアイデアは後学期の「プロジェクトデザイン実践」で具体化し検証評価していく

山田市長はアイデアを行政に融合させたいと講評

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