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金沢工業大学が金沢高等学校と高大接続に関する連携協定締結。PBL型授業開発を通じて社会をリードする主体性を備えた生徒?学生の育成を目指す
金沢工業大学(大澤敏学長)は金沢高等学校(杉浦外美夫校長)と高大接続に関する連携協定の調印式を2019年1月16日(水)に執り行いました。金沢工業大学が高大接続に関して連携協定を締結したのは京都市教育委員会、京都府立田辺高等学校、岡山県高等学校工業教育協会、埼玉県立川越工業高等学校に次ぐ5件目となります。
金沢工業大学は理工系PBLである「プロジェクトデザイン」科目を全学生必修で実施しています。技術者教育の世界標準「CDIO」(Conceive考え出す→Design設計する→Implement行動する→Operate操作?運用する)の手法を取り入れた金沢工業大学オリジナルの教育で、ユーザーの抱える問題を発見し、創出した解決策はプロトタイプとして具体化し、実験?検証?評価していく中で、イノベーションを創出する力を実践的に身につけます。
金沢工業大学では国連全加盟国が「誰一人取り残さない世界」の実現に向けて合意した世界を変えるため17の目標「SDGs」に全学的に取り組んでいます。プロジェクトデザインでは学生が身近な社会的課題と地球規模課題を結びつけ、各学科の強みを活かしたSDGs関連プロジェクトを創出しています。
金沢高等学校との連携は2017年度から始まりました。このたびの連携協定締結により、金沢高等学校におけるPBL型授業の開発支援と教員への研修を進め、社会をリードする主体性を備えた生徒?学生の育成を目指します。