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企業の総務部オフィスを楽しく働ける空間に。金沢工業大学 Toiroプロジェクトの学生がオフィスリノベーションデザインを担当、施工にも取り組み、民間企業の働き方改革を後押し
小松市にある株式会社小松電業所の総務部オフィスのリノベーションを、金沢工業大学 Toiroプロジェクト(建築デザイン学科?建築学科)の3年生14名が、建設会社の株式会社寺田鉄工建設と共同で進めています。
小松電業所(石川県小松市国府台5丁目20)の総務部オフィスが敷地内の別の場所に移転することになり、従来の固定化された職場の雰囲気を刷新し、楽しく働けるオフィス空間を実現するために、Toiroプロジェクトで建築を学ぶ学生達が同オフィスのリノベーションに取り組んでいます。しばらく使用されていなかった同社の空きスペースを学生達のデザインによって改修し、総務部のオフィスとして活用する予定です。
設計は本年5月に開始し、三者で打ち合わせを重ね、7月末に概略設計を終えましたが、移転先の解体がスタートした8月以降も週1回の定例会議を行いながら詳細設計を続けています。9月下旬以降は詳細設計に基づいて学生達がDIY作業で施工にも取り組みます。竣工は10月末を予定しています。
このプロジェクトがスタートしたきっかけ
このプロジェクトがスタートしたきっかけは、本年3月に金沢工業大学で開催された「KIT-COC フォーラム2017 地域志向教育研究活動マッチング交流会」です。これに小松電業所スタッフが参加し、Toiroプロジェクトのプレゼンに興味を持たれ、金沢工業大学連携推進課を通じた調整の結果、プロジェクトのスタートに至りました。
参加学生
建築デザイン学科 3年生 五十嵐直輝さん、越山春樹さん、似田貝章良さん、直井彩花さん、平田廉さん、宮下幸大さん、森田莉都さん、柳本紘基さん、山下楓茄さん
建築学科 3年生 小林光義さん、佐藤裕彰さん、武内章太郎さん、登内理哉さん、野村祐太さん