記事詳細
金沢工業大学チームが優勝、世界大会へ。
大学院生を対象とした炭素繊維強化プラスチックのコンテストで
2017年11月30日、東京ビッグサイトで開催された先端材料技術協会(SAMPE‐Japan)主催の学生ブリッジコンテストで、金沢工業大学大学院高信頼ものづくり専攻博士前期課程1年生チームが、見事優勝しました。
このコンテストは、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)の研究をしている大学院生を対象に、CFRP製のブリッジ製作を通して、知識の向上を目的として開催されているものです。
コンテストは、学生たち自身が実際に設計、成形したCFRP製の橋桁構造を曲げ破壊させ、どのチームが一番「軽くて強いか」などを競います。
金沢工業大学チームは複合材料学を専門とする研究室の有志で、研究室横断型のチーム編成で臨みました。
昨年、同専攻の先輩たちが出場したものの、惜しくも優勝には届きませんでした。先輩たちのブリッジを進化させて挑んだ今年は、「軽さ」「強さ」そして「硬さ」でも1位。東京大学をはじめ、東京理科大学、日本大学など並み居る強豪10チームを抑え、うれしい優勝を手にしました。
優勝した金沢工業大学大学院高信頼ものづくり専攻博士前期課程1年生チーム
佐藤優成さん(チームリーダー)
神田恭宗さん
上田隆利さん
山中翔太さん
熊野 睦さん
優勝した金沢工業大学チームは、来年5月に米国、カリフォルニアのロングビーチで開催される「SAMPE2018」の中で行われる世界大会「SAMPE Student Bridge Contest」に出場します。