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「無電化村落の住民によるジャトロファバイオ燃料を活用した小規模電化プロジェクト」がモザンビークで始まります。

 
乾燥地域でも生育するジャトロファ
実からオイルを精製する



金沢工業大学ではJICA草の根技術協力事業「無電化村落の住民によるジャトロファバイオ燃料を活用した小規模電化プロジェクト」をモザンビークで開始します。
実施期間は2017年4月から2019年3月までの2年間を予定しています。


熱帯気候であるモザンビークは、バイオ燃料となるジャトロファの生産と活用が期待され、2005年の政府承認により生産が開始されました。金沢工業大学は2011年より、東京大学、モザンビーク政府および同国を代表するエドゥアルド?モンドラーネ大学(UEM)と共同で、ジャトロファバイオ燃料の持続的生産に関する研究協力(SATREPS)を行ってきました。


JICA北陸と金沢工業大学は、その研究協力の成果を受け、JICA草の根技術協力事業として同国イニャンバネ州ジャンガモ郡のリカカ村にてジャトロファバイオ燃料を活用した小規模電化と住民の生活向上に協力します。


無電化村であるリカカ村は国の送電網から離れ、住民は石油ランプやローソクで生活し、電気を強く望んでいます。


本事業の合意文書署名式が2017年1月12日に行われ、イニャンバネ州政府およびUEM学長が署名済の合意文書に金沢工業大学の大澤学長が署名し、正式にプロジェクトがスタートします。



合意文書に署名する大澤学長





サンプル(右からクルード油、メチルエステル化処理油、ジャトロファ種子、搾りかす、せっけん)


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