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12人の建築系学生が金沢の建築風景を写真で切り取る。
11月12~16日にてらまちや風心庵で「建築風景展」を開催
金沢工業大学の建築系学生有志を中心としたグループによる写真展「建築風景展」を11月12日(日)~16日(木)に開催します。学生たちがそれぞれの感性で写した建築風景、これからの時代に残したい建築風景を集めました。建築を学び、建築に触れている学生ならではの初々しい視点からとらえた建築の世界をお届けします。
■会期 2017年11月12日(日)~16日(木)の5日間
■開館時間 13:00~19:00 ※11月12日(日)のみ 15:00開場
■会場 金沢市寺町3-2-32 てらまちや 風心庵
入場は無料です。
写真展では、12名の学生が、それぞれ3枚の写真を展示します。1枚は金沢の写真、他の2枚は撮影者が興味をもった建築の写真です。展示される写真は、魅力的な生活感を含めた建築写真や、ひがし茶屋街と現代の建築が交わった風景の写真など、それぞれの撮影者の個性を感じられるものになっています。
また、会場となる「てらまちや風心庵」は、伝統的建造物群保存地区に位置し、築100年の元畳屋の町家を改装した建物となっています。
写真展代表の大学院建築学専攻1年の山﨑洸希さんは「建築風景展に来ていただいた方の行きと帰りで、会場のある寺町の街並みが違ってみえる。そんな展覧会をめざしています。建築について考えるきっかけにしていただくとともに、来場者や撮影者の間で、建築について意見を交わせたらと思っています」と話しています。
建築写真を通して、撮影者の美的感覚や建築に対する感じ方を表現しています。建築を専門にしている方に限らず、一般の方にも興味をもってもらえる構成になっています。
ぜひお越しください。
※今後、写真展をシリーズ化し、建築家を招いた第2回の開催も計画中です。
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