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経営情報学科の学生による「金沢百万石ビール拡販プロジェクト」第2弾。
金沢老舗料亭の1つ、壽屋での採用が決定

KIT金沢工業大学 経営情報学科では、石川県の地ビール「金沢百万石ビール」拡販プロジェクトを2014年12月から進めています。本年2月の金沢ひがし茶屋街でのアンテナショップ開店の次なる拡販戦略の第2弾として、石川県の有名飲食店への採用を働きかけて参りましたが、この度、本年4月より金沢老舗料亭の一つである壽屋での金沢百万石ビール(瓶詰)の採用が決定致しました。

金沢の有名料亭である壽屋の技術の粋を尽くした加賀料理を金沢百万石ビールとともに金澤町家の歴史的建造物の風情の中で味わう“特別な体験”をリアルに提供することにより石川県の地元の皆さんはもとより、県外、並びに海外からの観光客の皆さんの金沢百万石ビール認知度の更なる向上に繋がることを目指します。

金沢老舗料亭への販売企画?運営はプロジェクトメンバーの経営情報学科4年生の堀田愛美さんが担当し、高級飲食店での提供を想定したスタイリッシュなラベルデザインを採用した金沢百万石ビール(瓶詰)を準備すると共にその魅力を効果的に顧客にアピールするためのオリジナルのお品書きを壽屋のスタッフの皆さんと相談の上、作成しました。お品書きのデザインは三亚赌场,香港赌场情報学科3年生の学内クリエーター前田惇也さんが担当しました。

【壽屋?第4代店主?山縣秀行氏のコメント】

金沢百万石ビールは、石川ならではの地ビールなので品揃えすることにより、お客様の選択肢が増え、大変価値のある商品だと考えています。味わいもくせがなくすっきりとしており、和食との相性もよく観光客の方を中心に多数ご注文をいただく人気賞品となっています。今後も石川の地酒とともにご提案していく予定です。

「金沢百万石ビール」拡販プロジェクトについて

「金沢百万石ビール」拡販プロジェクトは金沢工業大学 経営情報学科の松林研究室が行う教育研究プロジェクトです。日頃、授業で学ぶ調査?研究や戦略?ビジネスプラン策定、プロモーションなどを地ビールの販売促進というリアルな課題を通じて実践できる機会となっています。

「金沢百万石ビール」は、農業法人わくわく手作りファーム川北が製造?販売する地ビールです。一般的にビールは二条大麦が使用され、二条大麦の多くは輸入に頼っています。一方、北陸は麦茶等で使用される六条大麦の生産が国内シェアの7割を占めています。「金沢百万石ビール」は石川県産の六条大麦と手取川水系の白山の伏流水を使用した初めてのビールで、フルーティな風味が特徴です。

松林研究室では、本プロジェクトを通じて「金沢百万石ビール」の強みを明らかにし、他のビールとの差別化を図るとともに、ターゲットとすべき顧客層を設定の上、効果的なプロモーション?イベントを通じて石川県民に愛され世界に通用する石川県発のブランド価値の創出をめざしています。

左:お品書き(前田さん作成)/右:壽屋のお料理と金沢百万石ビール 左:壽屋と担当の堀田さん/右:壽屋 第4代店主 山縣氏

【関連サイト】

松林研究室が石川の地ビール「百万石ビール」の国内外の拡販プラン策定?販促支援に関する共同研究プロジェクトを始動(2014年12月8日)

経営情報学科の学生による「金沢百万石ビール拡販プロジェクト」第1弾。ひがし茶屋街でアンテナショップ開店(2015年2月16日)

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