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夢考房ソーラーカープロジェクトがオーストラリア縦断のレース「Bridgestone World Solar Challenge 2015」で約3,000kmを完走
KIT金沢工業大学 夢考房ソーラーカープロジェクトが、参戦していたオーストラリア大陸縦断レース「Bridgestone World Solar Challenge 2015」で約3,000kmを完走し、10月24日にゴールしました。
Bridgestone World Solar Challenge 2015は、オーストラリア大陸をソーラーカーで縦断し、スタートのダーウィンからゴールのアデレードまでの約3,000kmを走破しタイムを競うレースです。
夢考房ソーラーカープロジェクトは「つくれるものは、すべて自分たちでつくる」ことをポリシーに、車体やモータにいたるまで学生が開発しています。World Solar Challengeには、過去1999年、2001年、2013年に参戦しており、1999年には世界5位、日本チームトップでゴールしています。2年前の2013年に12年ぶりにチーム初の四輪車両で参戦しましたが、電装品のトラブルや暴風の影響で大幅なタイムロスをし、目標としていた完走を達成することができませんでした。
今回の大会で、夢考房ソーラーカープロジェクトはチャレンジャークラスに参戦。車体は前回大会に出場したGolden Eagle 5に改良を加えたGolden Eagle 5.1を使用しました。10月18日にオーストラリア北部のダーウィンをスタートし、10月24日に南部のアデレードにゴールしました。チャレンジャークラスでは、全29チーム中20チームが完走、夢考房ソーラーカープロジェクトは18番目のゴールでした。
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