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次世代が“おいしい“日本酒とは
-大関と金沢工業大学が共同開発-
大関株式会社(社長:西川定良/兵庫県西宮市)は、金沢工業大学 感動デザイン工学研究所(所長:神宮英夫 心理情報学科教授)と共同で研究を行い、この度、次世代の日本酒ユーザーの獲得を目的とした「ワンカップ 〈オー〉180ml瓶詰」を新発売します。
日本酒ユーザーの高齢化という課題から、1970年代生まれ(団塊ジュニア?ポスト団塊ジュニア)を中心とした年齢層を次世代ターゲットに定め、日本酒嗜好性調査と統計的手法を用い、ターゲットの嗜好性が高い酒質を開発しました。
20~44歳の日本酒ユーザー86名を被験者として、アルコール度数?甘辛を調整したサンプル4点を用いた日本酒の嗜好性調査を行いました。
得られたデータについて統計解析(主成分分析、グラフィカルモデリング)を行なったところ、『アルコール度数が低く、甘い』日本酒は、他の酒質と比較して特徴的であり、香りの華やかさが被験者の感じる日本酒らしさと相関していることが分かりました。
以上の結果に基づき、アルコール分12%と通常の日本酒よりも少しライトでありながら、大吟醸酒を10%ブレンドすることでさりげなく華やかな香りを感じる新たな酒質を開発しました。
既存のカップ酒にない、次世代のおいしさと飲みやすさを重視した味わいです。
【参考サイト】
大関株式会社 公式サイト