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北陸の6大学で国際水準の臨床研究体制を構築
大学発の創薬や革新的医療機器開発を目指す
北陸三県の6大学(富山大学、金沢医科大学、金沢大学、金沢工業大学、北陸先端科学技術大学院大学、福井大学)はこのたび、国際水準の臨床研究体制の構築を目指す「北陸臨床研究推進機構」を設立いたしました。
6大学は小児?難病などの希少疾患を対象とした医師主導治験を多施設共同(注)で行うなど、ICH-GCPに準拠した国際水準の質の高い臨床研究体制を構築し、臨床応用目的とした大学発の創薬や、新医療素材、新デバイスなどの革新的医療機器の開発を目指します。
こうした臨床研究に特化した取り組みは全国的にも珍しく、先進医療技術による小児疾患や難病等の臨床研究が促進するものと期待されています。
(注)北陸地区の中核病院の協力で約18,000床ものバーチャルな大規模病院の構築が可能