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月見光路が石巻へ
石巻市尾崎地区一周忌慰霊祭に参加
金沢工業大学月見光路プロジェクトは3月9日(金)から11日(日)まで、宮城県石巻市尾崎地区の長面湾(ながつらわん)をあかりで彩り犠牲者を供養する一周忌慰霊祭に参加しました。
月見光路プロジェクトは金沢工業大学の環境?建築学部の学生約150名が取り組むプロジェクトで、今年は東日本大震災を踏まえて、「つながる」をテーマに、オブジェの制作に取り組んでいます。
このたび慰霊祭を主催する尾崎震災対策復興委員会から支援のご依頼をいただいたため、ご協力させていただくこととなりました。
一周忌慰霊祭に参加するのはプロジェクトの学生13名と教職員7名で、3月9日から3日間、LEDを使った43個のあかりのオブジェで尾崎地区を彩りました。発電にはソーラーパネルやバッテリーを使用しています。
11日(日)に行われた一周忌法要では、地域を絆で結びつけるという願いから、祭壇は地元住民とアーティストやボランティアたちが竹細工で制作。月見光路プロジェクトは、花あかりを船に載せて長面湾に浮かべ、法要にあわせて会場を彩りました。
また金沢工業大学の学生?教職員、地域の小学校や幼稚園から寄せられた折り鶴5200羽は、祭壇に置かせていただくとともに、今回新たに制作した折り鶴をイメージしたあかりのオブジェに使用しました。
【スケジュール】
3月 7日(水) 11時 扇が丘キャンパス12号館202室で学生?教職員のオリエンテーション
3月 8日(木) 7時 扇が丘キャンパス1号館前出発。16時ごろ石巻市尾崎地区到着
3月 9日(金) 午前から ~17時頃 設営、準備、試験点灯
3月10日(土) 午前から ~17時頃 設営、準備、試験点灯
3月11日(日) 午前中 ~日没 準備、日没~21時 一周忌法要、点灯
3月12日(月) 22時頃 扇が丘キャンパス到着