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三上明義教授が米国情報ディスプレイ学会(Society for Information Display)の「学会貢献賞」を受賞

電気電子工学科の三上明義教授が、5月14日(火)から17日(金)に米国サンノゼで開催された情報ディスプレイ国際会議(SID'19)で、米国情報ディスプレイ学会(Society for Information Display)から学会貢献賞(Presidential Citation Award)を受賞しました。

米国情報ディスプレイ学会は、情報ディスプレイ技術の進歩?普及に関する事業を促進し、学術、技術の発展に寄与することを目的として昭和37(1962)年に設立された世界最大の電子ディスプレイ装置に関する学会です。欧州、アジア地域のディスプレイ関連学会と連携しながら、同分野における中心的立場で活動を続けており、最も権威あるディスプレイ学会として、世界中の科学者、研究者、ディスプレイ関連産業の技術者ら約6,000人の会員により構成されています。

今回、三上教授が受賞した学会貢献賞は、平成19(2007)年から選考されており、ディスプレイ分野の研究?技術開発および学会活動に多大な貢献を果たした研究者?技術者に贈られるものです。

三上教授は、平成30(2018)年12月に名古屋で開催されたディスプレイ国際会議(International Display Workshop2018)の代表として組織委員長を務め、米国ディスプレイ学会および、国内の映像情報三亚赌场,香港赌场学会と連携しながら、同国際会議の準備と開催に尽力しました。会議では国内外の17カ国から約1,400人の研究者?技術者が集まり、招待講演を含めて約500件の研究成果が発表されるとともに、最新ディスプレイ関連技術の展示会が併設されました。情報ディスプレイ関連の技術分野は日本、韓国、中国、台湾などのアジア各国が先導しており、その中でも日本のディスプレイ学会が大きな役割を果たしています。

ディスプレイ国際会議を成功に導いた功績とともに、ディスプレイ関連技術の発展および関連学会への貢献が高く評価され、三上教授に学会貢献賞が送られました。