?特許?商標?意匠に代表される知的財産権に興味ご関心をお持ちの方
?弁理士や知的財産管理技能士などの国家資格を目指されている方
?社会人大学院への進学、知財業界へのキャリアチェンジを検討されている方
■イベント概要
弁理士という職業について、あなたはどれくらいのことを知っていますか。弁護士については、数多くの映画やドラマ等からイメージすることができますが、弁理士となると、イメージしにくいという方も多いのではないでしょうか。一方、発明、技術、ロゴマーク、ネーミング、ブランド、デザインに関係する職業と聞けば身近に感じると思います。
弁理士は、企業や発明者が特許?商標?意匠等を出願したい時に代理で書面を作成し、出願手続きを行える独占権限を持っています。そして日夜、知的財産の業務をこなしているため、技術者や研究者、デザイナーやクリエイターの知恵により生み出された知的財産を素早く、幅広く、強く権利化できるようにサポートを行います。つまり、知的財産権のプロである弁理士を味方にすることによって、競合他社や模倣?海賊集団に対抗し、自社ブランドを守り育てていくという発想と手段を持つことができるのです。
この度、本学の修了生であり科学?知財コンテンツクリエイターとして活躍する大樹七海さんの新著『弁理士にお任せあれ』が、2020年2月に発明推進協会から上梓されました。本書では、弁理士の仕事をはじめ、弁理士の探し方のアドバイス、弁理士を通して行われる手続きなどを分かりやすく解説しています。弁理士という知財のプロを味方につけ、特許?商標?意匠の権利取得や、競合他社に対して有効な知財戦略を立てられる契機となるスターターキットかつオールインワンのガイドブックとなっています。
今回の出版を記念して、KITプロフェッショナルミーティングを開催します。大樹七海さんの他、企業の知財部や特許事務所で活躍する3名のKIT修了生※にもご登壇いただき、多彩なキャリア事例や弁理士の果たすべき役割についてお話いただきます。イベント後半には、パネルディスカッションを実施します。長年にわたり後進の育成に尽力されてきた田久保泰夫客員教授による司会進行のもと参加者の皆さまからの質問を受け付けて参ります。
※登壇する修了生のプロフィール
?甲斐美江さん／大手電機機器メーカー 知的財産部 弁理士試験合格（2017年）
?宗像孝志さん／武和国際特許事務所 副代表 パートナー弁理士
?関聡太郎さん／前川知的財産事務所 パートナー弁理士、尚美学園大学 准教授
