本学の教職課程について【教職課程】

教職課程に関する情報の公表 2024年7月更新

1. 教員養成の理念?目標

1.1 教員養成における理念?目標

 本学の教育理念は、「科学?工学教育を通して国際社会における日本人としての誇りと使命感を養い、さらに次世代の技術改革を担うと共に、正しい価値観、歴史観そして倫理観を併せ持った人間力豊かな工学技術者 を育成すること」である。この教育理念に基づき教職課程では、確たる使命感と知識を有する教師を養成することを目指す。そのために、教職課程のすべての授業において、受講学生と科目担当教員との間で対話を重視し、両者ともに自らの活動を振り返り、常に改善する態度を重視する。また、各授業において、教育現場の現 状に関する内容を取り上げ、実践を意識した指導を行う。

 本学の教職課程が目指す教師像は、以下に示す。
「次世代を担い得る人材を育てる教師としての使命感と責任感をもつ教師」
「人間の成長や発達についての深い学識と、教育に対する使命感をもつ教師」
「科学?工学に関する確かな専門的知識と豊かな教養をもち、実践的指導力のある教師」
「すべての生徒に対する温かい思いやりの心、人間愛をもつ教師」
「生徒一人ひとりの可能性を伸ばし、生徒と共に成長する教師となる資質を備えた指導的教員」


1.2 取得できる免許状の種類

 本学は、学部と大学院を有し、学部は 4 学部 12 学科、大学院は博士前期(修士)課程として 3 研究科 11 専攻、博士後期課程として 1 研究科 8 専攻から構成している。

本学で取得できる免許状

2. 教員の養成に係る運営組織

2.1 運営組織

?教員の養成に係る学事運営組織構成

?教員の養成に係る教職支援室の組織構成


2.2 教員の構成

?教員数?構成

3. 教員の養成に係る授業科目

3.1 カリキュラムポリシー(教育課程の編成及び実施に関する方針)

?学部のカリキュラムポリシー

?大学院 工学研究科のカリキュラムポリシー


3.2 授業科目

(1)学部の教育課程

 学部の教育課程は、修学基礎教育課程(修学基礎科目、人間形成基礎科目)、英語教育課程(英語科目)、数理?データサイエンス?AI教育課程(数理基礎科目)、プロジェクトデザイン基礎教育課程(基礎プロジェクト科目)、各学科の専門教育課程(専門科目、専門プロジェクト科目、その他)、リベラルアーツ系科目から構成されている。

?授業科目の単位数と週授業時間数、必修?選択科目など

?課程?学科ごとの学習?教育目標、カリキュラムフロー、授業科目の概要

?授業科目の学習支援計画書(シラバス)


(2)大学院の教育課程

大学院の教育は、授業科目と学位論文の作成等に対する指導によって行っている。

?工学研究科の授業科目と単位数

?専攻ごとの学習?教育目標、授業科目の概要など

?学位取得までのプロセス

?授業科目の学習支援計画書(シラバス)


(3)教育職員免許状

教育職員免許状を取得するための詳細


3.3 教員の養成に係る授業科目および年間の授業計画

(1)認定課程


認定課程における科目一覧を毎年の教職課程ガイダンスにて学生に配布している。

ガイダンス資料の教職課程表を抜粋して以下に示す。

?高等学校教諭一種免許課程(工業)の一覧

?高等学校教諭一種免許課程(情報)の一覧

?中学校教諭、高等学校教諭 一種免許課程(数学)の一覧

?中学校教諭、高等学校教諭 一種免許課程(理科)の一覧

?(教諭の)教育の基礎的理解に関する科目等の一覧


(2)年間授業計画


1年間の授業は前期後期の2期に分けて実施し、学年暦に示す15週の期間で各学期の授業を実施する。

年間授業計画(学年暦)

4. 卒業者の教員免許状の取得の状況

?教育職員免許状取得状況(学部)

?教育職員免許状取得状況(大学院)

5. 卒業者の教員への就職の状況

5.1 教員への就職状況

令和5年度の教員(非常勤含む)への就職状況


5.2 教育系大学院への進学

教育系大学院への進学者数の推移

6. 教員の養成に係る教育の質向上に係る取組み

6.1 KIT オナーズプログラム

 KIT オナーズプログラムは「自ら考え行動する技術者」に向けて自ら目標を設定し、それを達成するために活動する自己目標達成プログラムで、「学科?課程?研究室に関するプログラム」 「夢考房プロジェクトプログラム」「産学?地域連携教育研究プログラム」「教育支援センターに関するプログラム」「学友会に関するプログラム」の 5 種類がある。その中の一つで教職課程のオナーズプログラムとして、 教師になることを目指している学生を対象に、授業だけでなく正課外での活動を通し、教員としての資質?能力?実践的指導力を身につけられるように 「教師としての実践力向上プログラム」がある。
「令和5年度 教師としての実践力向上プログラム詳細」


6.2 教職支援室での活動

 教師を目指す学生同士が気軽に交流できる場として「教職支援室」がある。教職?教育に関する資料や本を揃え、グループでの勉強会、教員採用試験対策などを行う。また、学校現場経験豊富な職員も配置し、 模擬授業への助言?指導を行っている。