KIT数理データサイエンス教育プログラムは、学科を特定することなく、全学生が数理?データサイエンス?AIへの関心を高め、かつ、数理?データサイエンス?AIを適切に理解し、数理?データサイエンス?AIに関する知識および技術の体系的な教育によって、これらの基礎的な能力の向上を目指した教育プログラムです。本学では、通常の授業を通してこれらの能力の向上を図ります。修得した授業の単位は卒業に必要な単位に含まれ、指定する科目を修得しプログラムとしての修了要件を満たすと、就職活動に利用できます。
本プログラムが、2022年度には文部科学省の「数理?データサイエンス?AI教育プログラム認定制度」において、全学部で「リテラシーレベル(MDASH Literacy)」に認定されました。また、先導的で独自の工夫?特色を有するものとして、「MDASH Literacy+(プラス)」にも選定されました。
さらに、2023年度には、全学部において「応用基礎レベル(MDASH Advanced Literacy)」にも認定されました。
「リテラシーレベル」は、数理?データサイエンス?AI技術が社会でどのように活用されているか、どのような可能性があるか、また、いろいろなデータを活用するうえで注意しなければならない情報セキュリティや倫理、データを読む?使う?説明するといったデータを扱う上で必要な基本的なレベルを学習します。対象科目はすべて1年次から修得可能です。
「応用基礎レベル」は、数理?データサイエンス?AIに関する知識?スキルを適切に補強し、自らの専門分野においてこれらの知識?技術を応用するための大局的な視点を身に付け、実データ、実課題を用いた演習などを通して、現実の課題へのアプローチ方法や数理?データサイエンス?AIの適切な活用方法を学習します。対象科目はすべて1年次から修得可能です。
年度 | 計 画 | 目 標 |
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2020年度 | ●リテラシーレベル開講 ●学期ごとに履修指導を実施 ●授業アンケートの実施?分析 |
●指定科目の履修率を100%とする ●プログラムの修了率を全履修者の80%以上とする |
2021年度 | ●2020年度の状況を自己点検 ●自己点検?評価結果の公表 ●学期ごとに履修指導を実施 ●授業アンケートの実施?分析 ●応用基礎レベルの開設へ向けた検討 ●カリキュラム改組へ向けた調整 |
●前年度と同水準(100%)の指定科目履修率を維持する ●プログラムの修了率の向上を目指す(90%以上) ●「数理?データサイエンス?AI教育プログラム認定制度」の認定 ●応用基礎レベルプログラムの大枠を設定する |
2022年度 | ●数理基礎教育課程?基礎実技教育課程改組 ●2021年度の状況を自己点検 ●自己点検?評価結果の公表 ●学期ごとに履修指導を実施 ●授業アンケートの実施?分析 ●応用基礎レベルプログラムの設定 |
●課程改組に伴う2022年度入学生プログラム認定 ●前年度と同水準(100%)の指定科目履修率を維持する ●プログラムの修了率の向上を目指す(リテラシー90%以上) ●応用基礎レベルプログラムの認定 |
2023年度 | ●応用基礎レベルプログラムの認定申請 ●2022年度の状況を自己点検 ●自己点検?評価結果の公表 ●学期ごとに履修指導を実施 ●授業アンケートの実施?分析 ●エキスパートレベルの情報収集 |
●指定科目の履修率(100%) ●プログラムの修了率の向上を目指す(80%以上) ●応用基礎レベルプログラムの認定 |
2024年度 |
●2023年度の状況を自己点検 ●自己点検?評価結果の公表 ●学期ごとに履修指導を実施 ●授業アンケートの実施?分析 ●企業アンケート実施?分析(3年に1回) |
●指定科目の履修率(100%) ●プログラムの修了率を全履修者の80 %以上 ●企業アンケートによる肯定的な評価を80%以上 |
2025年度 |
●リテラシーレベル認定満期(2026.3.31まで) ●2024年度の状況を自己点検 ●自己点検?評価結果の公表 ●学期ごとに履修指導を実施 ●授業アンケートの実施?分析 |
●指定科目の履修率(100%) ●プログラムの修了率を全履修者の80 %以上 |
(認定期限)令和3年8月4日~令和8年3月31日まで
(認定対象)令和6(2024)年度入学生カリキュラム 全学部?学科
令和5(2023)年度入学生カリキュラム 全学部?学科
令和4(2022)年度入学生カリキュラム 全学部?学科
令和3(2021)年度入学生カリキュラム 全学部?学科
令和2(2020)年度入学生カリキュラム 全学部?学科