KITの教育DX計画

全体像

金沢工業大学では、「Education Technologyを駆使して今までとは次元が異なる格段に高い教育効果を生み出す」ことを教育DXの目標とし、Society5.0をリードする自ら考え行動する技術者を育成するために、
?学生一人ひとりの学びに応じた教育実践
?時間と場所の制約を超えた学びの場の創出
?PD教育を軸とした社会実装型PBL活動の実践
に取り組んでいます。

実施体制

事業計画

推進計画

【ICT環境】の整備
本学では学生一人ひとりがパソコンを所持することを必須としており正課?課外問わず使用している。学生の意見をくみ上げる重要な仕組みとして、学生?理事?教授会が対等の立場で意見を交換する「学園協議会」を毎年開催しており、学生の意見として「自習室無線LANの電波の強化」等ICT環境の改善要望によりキャンパス内のほぼすべての教室において有線LANもしくは無線LANのネットワークを整備している。
またクラウドサービスの活用も積極的に行っており、オンラインストレージサービスであるBoxやMicrosoft365を全学で導入している。今後もさまざまなクラウドサービスの導入を推進していく予定であり、ネットワークのトラフィックも今後も増えていくことが予想されることから、Wi-Fi6に対応した無線LAN環境に順次切り替えを行っている。
また本学独自で構築したLMSであるeシラバスなどの学修支援システムを導入したことにより、教材の配信やレポート課題の出題など以前と比べ格段に学生と教員間の学習情報伝達が円滑に行われてきている。今後も学生への学修支援がスムーズに行えるよう機能の改善していく計画である。

【情報セキュリティに関する取組】
本学では、ネットワーク利用規範と情報セキュリティポリシーを定めるとともに、全ての学生には情報倫理（インターネットを活用する上でのルールやマナー）に関する学習コース(INFOSS)の受講を通して情報モラルを修得させている。また、教職員と派遣職員には、毎年eラーニング形式で情報セキュリティ教育の研修を実施している。今後も継続して情報セキュリティ教育を実施していくことにより教職員および派遣職員の情報セキュリティに対する意識の浸透と定着を図っていく。

【教職員を対象とした技術支援?教育支援体制の整備】
学生以外にも、教職員向けに技術支援している部署は以前より「情報処理サービスセンター」が担ってきているが、教職員からのICTに関する問い合わせや相談があった場合には個別で対応している。今後も情報スキルがより画一的レベルで維持できるように、FD?SD等を実施し、全学的に教育DXのための情報レベルスキル向上を計画していく。また、DX推進会議を中心として、各ワーキンググループを纏める小委員会や教材開発支援センターなどが密に連携をとり全学的な教育支援体制を強化していく。

事業目標

事業報告?自己点検

2023年度

開催日	会議等名	内容
2024.3.19	教育外部評価委員会	教育DXの取組について
2024.3.2	Techフェス2023	中学生?高校生向けAI?IoT?VR?3Dのデジタル体験
2023.12.14	教育DXフォーラム2023（第4回教育フォーラム）	KITの教育DXの取り組みにについて／教育の事例紹介
2023.10.24	第１回教育DX推進委員会	取組１?取組２?取組３の活動報告
2023.10.18	教育改革2024意見交換（学内）	教育DXの報告
2023.10.4	第２期教育DX推進計画の策定

2022年度

開催日	会議等名	内容
2023.3.7	教育外部評価委員会	KIT教育DXの取り組みにについて（取組１?取組２）
2023.3.7	教育DXシンポジウム2022	取組１?取組２の活動報告
2022.9.12	第１回教育DX推進委員会	取組１?取組２の活動報告?自己点検
2022.8.23	私大等PFシンポジウム2022	VR?MR?データサイエンスを活用したKIT Edu-Techと人材育成
2022.7.12		教育DXパンフレット作成?配布開始
2022.6.15	教育改革2023意見交換	教育DX 進捗報告

2021年度

開催日	会議等名	内容
2022.3.16	第４回教育DX推進委員会	各WGからの報告
2021.12.16	教育外部評価委員会	KIT教育DXの取組について（取組２の活動遅延により延期）
2021.12.16	第60回教育フォーラム	取組２の進捗報告
2021.12.9	第59回教育フォーラム	取組１の進捗報告
2021.12.3	第３回教育DX推進委員会	各WGからの報告
2021.10.1	第２回教育DX推進委員会	各WGからの報告
2021.7.1	第１回教育DX推進委員会	各WGからの報告