田中 忠芳


准教授・博士(学術)

田中 忠芳

TANAKA Tadayoshi
最終更新日 2024/10/16

■略歴
1985年
 
3月
 
高知大学 理学部 物理学科 卒業

1989年
 
3月
 
高知大学大学院 農学研究科 農業工学専攻 修士課程 修了

1993年
 
3月
 
愛媛大学大学院 連合農学研究科 生物資源生産学専攻 博士後期課程 満期退学

1997年
 
3月
 
河合塾提携 鹿児島高等予備校 専任講師 

2007年
 
4月
 
松本歯科大学 歯学部 講師 

2013年
 
4月
 
金沢工業大学 基礎教育部 数理基礎教育課程 准教授 

2022年
 
4月
 
金沢工業大学 基礎教育部 数理・データサイエンス・AI教育課程 准教授 



■専門分野
専門:科学教育、物理教育、数物系科学教育

■研究業績
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■学生へのメッセージ

私が卒業した兵庫県立村岡高等学校の正門には、旧村岡藩第13代当主・山名義鶴氏により「人みな使命あり」と書かれた石碑が、今も立っています。兵庫県北部出身の植村直己氏(登山家・冒険家)が私の高校にお越しになり、植村氏がご講演の中で「自分は山に登ることしかできなかったので登山家になろうと思った。人は誰でも一つぐらいはできることがある」とおっしゃったのを今も覚えています。また、ノーベル賞物理学賞を受賞された天野浩先生と梶田隆章先生からは、「成果が出るまで努力を続けられる」能力が何よりも重要であると伺いました。アンジェラ・リー・ダックワース氏は、「成功のカギは、やり抜く力である」(https://digitalcast.jp/v/17030/)と言っています。
米国のジョン・デューイは、職業を「他の人々に対して奉仕をし、いろいろな成果を達成するために個人の能力を使用するような、あらゆる連続的活動」と定義しました。未来から現在を見つめることで今何をすべきかが見えてきます。自らの役割や使命を果たしたとき、自らが生きた証(あかし)をこの宇宙の歴史に刻むことができるでしょう。自分のことを自分で承認する際、深い感謝の気持ちが不可欠です。青年期における自己承認はその人の心を強くし、大きく羽ばたく上で大切な手続きです。自分が努力を続けられる道を見つけ、この国の将来、人類の未来のために、できることをできるところから始めてみましょう。



■担当科目
技術者のための数理T  技術者のための数理U(再履修クラス)  データサイエンス物理  技術者のための数理V  線形代数学  データサイエンス物理  

■所属学科
基礎教育部 数理・データサイエンス・AI教育課程