教授・博士(工学) 藤田 洋司 FUJITA Yoji |
最終更新日 2024/10/16 ■略歴 1977年 3月 大阪府立四條畷高等学校 卒業 1981年 3月 大阪大学 工学部 金属材料工学科 卒業 1983年 3月 大阪大学大学院 工学研究科 金属材料工学専攻 博士前期課程 修了 1983年 4月 三菱電機株式会社 中央研究所 2002年 4月 三菱電機株式会社 住環境システム研究センター家電技術開発部 2005年 8月 三菱電機株式会社 先端技術総合研究所 2013年 4月 金沢工業大学 工学部 電気系 電気電子工学科 教授 2018年 4月 金沢工業大学 工学部 電気電子工学科 教授 ■専門分野 専門:過渡現象解析、AC インピーダンス測定、高電界、高電圧、リチウムイオン電池 ■研究業績 業績ページへ ■学生へのメッセージ スマートフォンの電源はリチウムイオン電池(Lithium Ion Batteries: 以下LIBと略)です。皆さんほぼ全員がすでにLIBを携帯しています。これは、自動車に長く使われている、鉛蓄電池に比べ、約1/10の重量で同じエネルギーを貯めることができるから起きたことです。EV(電気自動車)に搭載されているのも周知のとおりです。さらに、不安定な風力・太陽光発電による電力を安定して送るために、電力を一時的に貯めるためにLIBも利用されると考えられます。送電系の電圧は、住宅の近くの送電線でも6600Vです。LIBの電圧はわずか3.7Vです。LIBを使用するには直列・並列化による高出圧、大出力化が必要になります。LIB蓄電システムが高電圧機器化することで、LIB周辺に高電界の環境が発生したり、雷が侵入するリスクも、想定しておく必要があります。当研究室では、主にLIBが高い電位、電界に晒されたとき、LIBに高い電圧が加わった時のLIBの応答に関する研究しています。蓄電池(バッテリー)の中身を知って使い方を考えることのできること(蓄電デバイスリテラシー)を目標に教育・研究を河野先生と連携して進めています。LIB等の先進蓄電デバイスの中身をもっと知りたい、応用に将来関わりたい学生は是非当研究室での研究を検討ください。 ■担当科目 プロジェクトデザイン入門(実験)(電気電子工学科) 電気磁気学U プロジェクトデザインV(藤田洋司研究室) 電気磁気学V 電気材料 電気電子工学専門実験A 専門ゼミ(電気電子工学科) エネルギー材料・デバイス工学研究(藤田洋司) エネルギーデバイス工学特論 ■所属学科 工学部 電気電子工学科 |